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日本社長挨拶

過去の実績、結果重視、グローバル・ベースのサービス提供、厳格なトレーニング基準、レベルの高い既存顧客層、これらはいずれも新規の顧客がトレーニングの提供者としてデール・カーネギー社を選択するにあたって求めている資質です。 

創業者のデール・カーネギーは1912年に当社を創設し1955年に亡くなっています。ブランドのアイコンとしてきわめてカリスマ性の強い個人に強く依存してきた組織の場合、その人の喪失はしばしば組織が終焉に向けて動き始めるきっかけになります。ところが今日においても、デール・カーネギー・トレーニングはフォーチュン500社および世界中の主要国のトップ企業の90%をトレーニングしています。これはまさに、デール・カーネギーの当初の教え方および考え方が時代を超越して普遍であることの証左だといえるでしょう。

グローバルに活動している組織の利点は、顧客がサービスを求める場所が世界のどこであったとしても常に首尾一貫した体制で提供することができることです。基本的なカリキュラムはデール・カーネギー・ユニバーシティーで作成されますが、個々の国ではその国の言語および文化に合わせて都度カリキュラムの改訂が行われます。日本においても同様です。日本には40名のトレーナーがおり、ほぼ全員のトレーナーが日本語で教えています。当社はこれまで日本で50年を超える長い間にわたって履修内容の現地化を図ってきていますのでこの当社の蓄積された知見は他に比類ないものとなっています。

明治時代に掲げられた和魂洋才のスローガンは、日本の精神性を保ちながら西欧流の学問を学ぶというものでした。実はこれがまさに、今日われわれが行っている活動に当てはまります。即ちデール・カーネギーの知恵(洋才)と当社の日本トレーニング・チームの精神(和魂)とがうまく融合しているのです。

英語版の教材を日本語へ翻訳する作業を終えると直ちに、日本の文化的環境に適合するように調整が加えられ、また日本流儀の教え方にも沿って改訂が行われます。ただ大変興味深いことに、内容の変更はきわめて些少で、おそらく1%程度ではないかと思われます。基本的考え方および概念は普遍的なものですので、基本的なカリキュラムは大きくは変わりません。人間というものは世界のどこでもまず同じなので、相手とのコミュニケーションのとり方、お互いにうまく付き合っていく方法などに関してはみな類似した課題を抱えているのです。

グローバル展開しているもうひとつの優位性は最適な手法を分かち合いそしてそれを広く包括的に当てはめる能力がある点です。トレーナーの立場でいくつか教科内容を教えていると、みなすばらしいアイデアや考え方を手に入れることができます。クラスのメンバーから何か発言があるでしょうし、授業中にはいろいろなことが発生してくるのですが、これらは我々がより深い考え方に気づき、また新たなアイデアを思いつく手助けになります。

自分ひとりでできることには限りがありますが、学んだことを皆で積み重ね、それを世界中に展開していくことができれば、最適な手法を共有することでその成果は大変豊富になり力強くなります。このブレークスルーの恩恵を主として享受するのは当社の顧客で、世界中のあらゆるところで最適な学習を手にすることができます。

トレーニングに携わっている企業にとって最大の困難のひとつは、履修内容を特定の一顧客用にカスタマイズするのに柔軟性に欠けるということではないでしょうか。一社あたり20名前後の人たちだけのためにカスタマイズするのはコストがかかりすぎて誰もやりたがりません。もしその会社に100年を超える長い実績があれば、カスタマイズする過程はきわめて迅速に対応が可能ですし、大いに価値のあるものができ上がります。

お客様が抱えている問題と同様のものあるいは類似のものをこれまでに見てきた可能性は高いですし、過去にカスタマイズしたソリューションをすでに持っているかもしれません。また、当社では履修内容を一口サイズに細かく分解してモジュール化しています。そのため柔軟性のある方法をとることが可能となっています。

トレーニングの履修内容一こまが例えば原子あるいは分子と考えれば、それらを集め合わせて再び組み立てすることがたいへん迅速にかつ簡単にできます。その結果顧客に対して、すでに実証済みのコースやセミナーの履修内容を提供することができますし、あるいはカスタマイズしたソリューションを素早く作り上げることができるのです。

トレーニングを行うにあたってもうひとつ厄介なことはそれを実施するにあたっての一貫性の欠如です。Aのトレーナーは素晴らしいのですが、Bのトレーナーは力量いまいちという問題です。このトレーニング実施に関連する品質管理のレベルは、トレーニング実施会社がトレーナー開発にそれまで費やしてきた投資額の大きさに直接影響を受けます。私はデール・カーネギー社と同じかそれ以上にトレーナーの能力開発および訓練実施の質に関して厳格かつ高い水準を求めている会社を他に知りません。

当社がこの点に注力している基本的な理由は創始者デール・カーネギーに遡ります。彼は5,000ものクラスを自ら教えており、まさにトレーニングの達人でした。彼はトレーニング実施の過程で発生する事態はどんなものでも結果を大きく左右するものであり、成功させるか壊してしまうかのどちらかだという強い信念を持っていました。彼は存命中トレーナーの能力に対して極めて高い基準を設けていましたが、その考えは今日でも受け継がれており、彼のビジョンを信奉する人たちはどうしたら素晴らしいトレーナーを育成することができるのかについての彼の原点の考え方に忠実に従っています。

デール・カーネギーのトレーナーとして認定されるには250時間にも及ぶ「トレーナー訓練」が必要です。またトレーナーは毎年再認定されなければならず、ビジネスの経歴も持っていなければなりません。さらにトレーニング後に行われる「顧客によるトレーナー評価」調査を通じて厳しく監視されています。デール・カーネギーのトレーナーになるには気持ちの折れやすい人は不向きですし、また合格すればトレーニング・エリートの仲間入りを果たしたことを意味します。顧客から見た結果としては、最高の質のトレーニングをその実施者が誰であるかに拘わらず、地球上どこにいても一貫して受けられるということです。

トレーニングを行っている企業のもうひとつの問題は、トレーニングの成果が現れないということです。社員の人たちはチームを組んでトレーニングに送り込まれるのですが、会社に帰ってくると必ずしもトレーニングで習得したことを活用しようとしないのです。逆にこれまでいつもしていたやり方に戻ってしまうのです。時間、努力そして予算までもが無駄遣いになってしまいます。当社ではこの問題に何十年もの間闘ってきており、このおおきな問題の解決策を見つけました。顧客はトレーニング参加者に変化が起こったことを確かに実感できますし、デール・カーネギーを選んだことは最高の選択であったことをわかっていただけるでしょう。

日本代表取締役社長
 グレッグ・ストーリー博士

 

 

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