line_white
GoTo_seminars_jp
line_white
GoTo_preview_jp
line_white
GoTo_schedule_jp
 

 
 
  印刷  

日本でのストレス

BCCJ_ACUMEN
 
 
2012年10月号 BCCJ ACUMEN E-Bulletin
 
駅のプラットフォームにいるとき、東京では時々電車が遅れることがあることを不思議に思ったことはありませんか? 日本では 1 時間あたり約3件の自殺が起きており、線路上で人生を終わらせる人があまりにも多いのは悲しむべきことです。自殺と仕事から来る「精神障害」につながる2つの最大要因が鬱病とストレスです。遺族が負担する感情的代償はとてつもなく大きく、事態は改善の兆しを見せていません。様々な団体が金額的コストの算出を行 ってきました1。 日本の厚生労働省の調査によると、2009年に鬱病がもたらした経済的損失額は、$300億超でした2。同調査によると、84%が従業員の 健康問題が企業の業績に影響を及ぼしていると回答しています3。これは、経済において大きな割合を占めています!
社内で悪化している鬱病を防ぐには、どんな対策があるのでしょうか? 残業 時間とストレスの蓄積には明白な関係があります。まずスタッフの勤務時間 が長くなりがちな社風を変えるところから始めるとよいのではないでしょう か。パーキンソンの法則によると、「仕事の量は時間をすべて満たすまで膨 張する」とあります。日本においてはそれがまさにあてはまるでしょう。残 業で夜中までオフィスビルの照明を灯し続けているといって、生産性があが っているわけではありません。社員は早めに帰宅させましょう!
(財)日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所の今井保次氏はもう 1 つの問 題を提起しています4。直感に反した、「集団的」責任よりも「個人的」責任 の方が高いことが、30 代の間で鬱病の要因となっているというのです。平ら な組織構造と全員に「より多くを、より早く、より高品質に、より少ないリ ソースで」を求めることが、若手のマネージャーたちがストレスを抱える原 因となっています。
もちろん、若手のマネージャーにリーダーシップやマネジメントのトレーニ ングをすることもよいことですが、鬱病やそれより悪い状態に発展する前に ストレス対処法のトレーニングを受けさせてはいかがでしょうか?昔は、ち ょっとしたストレスの場合、 ただ我慢しました。あまりにストレスがたまる と、病気が悪化し入院させられました。この 100 年、状況はさほど進歩して いません。基本的に、この二つの状況の間には何も対処法がありませんでし た。現在では、私たちはちょっとしたストレスは耐えますが、ストレスがたまると薬に頼ります。いまだにこの両極の間にはあまり有効な対処法がありません。
ストレスが悪化して深刻な状態になる前に、ストレスをコントロールするた めの 7 つの原則をご紹介します。
 
悩みの価値限度を決め、それ以上悩むことを拒否する
この世には不安に思うことは山のようにあり、不安材料に対する心配はつき ものです。しかし不安によるダメージは最小限にすることができます。通常、 私たちはただ心配し続け、不安は膨らむばかりです。そうではなく、物事を 心配する上で明確な制限を決めると前に進むことができます。
 
不安を断ち切るために、それが起こる確率を考える
私たちの心配の種はほとんどが将来のことで、それが実際に起こる確率は低いといえます。例​えば、子どもが大学で留年して一生卒業できないと心配したとしても、データから、実際に留年する学生はごくわずかであることが分かります。従って、現実に起こる確率は統計上小さいので、そのことでストレスをためるのは無駄なことです。
 
​恩知らずを予期する
同僚や部下が自分の努力、忠誠、献身に気づいて感謝してくれると期待する と、とても悲しい結末になってしまいます。物事の不公平さに腹を立ててス トレスをためるよりも、誰も自分のことは気にかけていない、と思うことに しましょう。皆たいてい自分たちの問題で精一杯で、あなたの人生での出来 事になど関心がないものです。ですから、誰かが珍しくあなたの努力を認め てくれた場合は、当然のことと思うのではなく、ボーナスだと捉えましょう!
 
祝福を数えて、悩みを数えない
私たちは誰でも欲張りです。常に 次の褒賞、役職、道楽などを求めています。 すでに持っているものを簡単に忘れてしまいがちです。今日本で恵まれてい ることすべてを見直し、他の国と比較してみるだけで、いかに私たちが幸運 であるかがはっきりとします。あなたを悩ませている事への見方を少し変え るだけで、人生が直ちに別物に見えます。
 
疲れてしまう前に休息する
これは簡単なように聞こえるし誰でもできることなのに、あまり誰も実行し ていません! 昼食の後、散歩に出かける。パソコンの画面ばかり見るのを止 め、外に出て休憩をとる。可能であれば、家に仕事を持ち帰るのは止める。1 日に何度もイスから立ち上がる、などなど。パーキンソンの法則を思い出し、 時間をうまく管理し、一生懸命かつ、効率よく効果的に仕事をこなし、残業 ばかりせずに職場を後にしましょう。献身的に働くことと仕事ができること は区別する必要があります。時間の活用を最も効果的にするのは休憩をとる
ことかもしれません。休憩を取ることで、精神的にリフレッシュでき、その
後の能率も上がるはずです。
 
過去のことを悩まない
多くの人が過去に囚われています。頭の中で屈辱、事件、言い争い、又は最近の不愉快な経験を再生してしまいます。何度も思い返しては、不幸又は怒りがよみがえります。過去によって現在を傷つけ、明日への活力を失っているのです​。これを完全に止めることは難しいかもしれませんが、少なくともそれに割く時間を少なくすることはできるでしょう。
 
心配することで健康に高額な代償がもたらされることを自分に言い聞かせる
​今世紀においては、質の高い情報を多く手に入れることができ、心因性の病気についてもよく知られるようになってきています。自分がその統計の一部にならないようにしましょう!デール・カーネギーの名著『道は開ける』をご一読されることをお勧めします。人生の手助けとなることでしょう。
&nb​sp;
1 Yasuyuki Okumura, Teruhiko Higuchi, "Cost of depression among adults in Japan", Primary Care Companion Digest CNS Disorders , 2011
2 Michiyo Nakamoto, "Japan’s case of the office blues", Financial Times, 2011 年 2 月9日
3 同書
4 同書
 
オリジナル文書(英​文)を読む。
"Stressed Out In Japan" (BCCJ ACUMEN E-Bulletin, October 2012) by Dr. Greg Story, President
 
 
 
 ​
無料体験会    パブリックコース    セミナー・スケジュール

 

 
 
ブログ
無料ワークショップ
 
 
 
 
 
 

戻る

 
 

107-0052
 
東京都港区赤坂2丁目19番8号
 
赤坂2丁目アネックス5階
 
Tel. 03-4520-5470
 
 

 
© 2016 Dale Carnegie & Associates, Inc.. All Rights Reserved.
ウェブサイトのデザイン・設計 Americaneagle.com