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ハードトークの誤り

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相手に指示を出さなければ、力や権限を失います。言いたいことを我慢すれば、自分の価値は下がります。耳の痛い会話を避ければ、影響力は後退します。自分が感じたままを相手に伝えることが必要です。これらは、コミュニケーションの「達人」と言われる人からの​アドバイスの内容です。これを耳にした時、他の国はともかく、日本ではこのやり方は絶対に失敗すると思いました。

この達人はアメリカ人の聴衆に訴えているのであり、アメリカならではの反応と割り切ってしまえばいいようにも思えます。ところで、コミュニケーションスキルの初期の達人にデール・カーネギーがいました。ミズーリ州出身の彼は、1912年に(ぶしつけで生意気な)ニューヨーカーを相手にトレーニングを始めました。中西部出身のデール・カーネギーは、世界で最も無作法な都市と言われるニューヨークで教えながら、ハードトークを押し付ければ失敗するとの結​論に達しました。同じ聴衆に訴えながら、両者は全く逆の方向からこのテーマにアプローチしています。 

人間関係に関するデール・カーネギーの原則は、日本だけでなくどこの国でも通用します。ですから、自分の権利を声高に主張して自分の感情を伝え、意思の力によって権力を手にする代わりに、実際に効果が証明された方法を試してみましょう。

批判、中傷、不平を言わない

例の達人は、あなたに待ちぼうけを食わせた人を例に挙げて、そのことについて「丁重に」あ​なたの想いを伝えるべきだと提案しています。デール・カーネギーはそれは無意味なことに気づきました。礼儀正しく言ったとしても、相手は防衛線を張り、自分の短所を指摘されたことにいらだつからです。あなたは丁重に相手を諭したと思うかもしれませんが、単にバリアを築いただけです。相手への影響力もここまで。相手は時​間に遅れ、あなたは時間を取り戻すことができず、あなたは自分ほど相手は信頼できないとあきらめて、前に進むしかありません。

相手を責める前に自分の失敗について話す

身勝手な遅刻について「真実を語り」、気持ちをすっきりさせてその過程で関係を台無しにする代わりに、デール・カーネギーはまず自分の欠​点について考えることを提案しました。私たちは完璧ですか? いいえ、いつも失敗ばかりしていますが、他の人も同じです。重要な会議に遅れたことや時間のやりくりの腕を上げる必要性を実感したなど、自分の欠点について話します。こうすることで問題に触れながら、相手の面目を保つことができます。相手のミスに注意を促し​ても、余り意味はありません。真実を話すことは気高く勇敢な行為かもしれませんが、人間の感情が支配する世界では役立たずです。わざわざあてこすりを言わなくても、理解させることはできます。

相手の立場に立って正直にものを見る

他の人と比べて力があるときに自分の欲しいものにこだわっていると、内向き​になります。人間関係の目標は人に好かれ信頼されることです。自分勝手では目標は達成できません。大幅に遅刻したからといって、だから何でしょう? 相手は自分を苦しませ、罰をあたえ、いらだたせるために遅刻したのでしょうか? いいえ、彼らの世界では私たちが知らないことがたくさん起こっているのであって、性急に「​自分の権利」をこの状況にあてはめようとするのはやめましょう。

ほめ言葉と率直な評価から始める

相手の「罪」探しの魔女狩りを始めるのではなく、ハードトークのテーマに集中してほめ言葉で関係を築きます。相手におもねる偽善的なほめ言葉ではありません。具体的な証拠や事例によって裏付けられた相手の長​所について、心から考えてみる。こうすればバリアではなく、信頼と協力が築かれます。

聞き上手になる。自分のことを話すよう相手に促す<​b>

現代において、人の話に耳を傾ける人はごく少数です。自分自身のこと、力や地位を持つことに精いっぱいで自己中心的です。他の人の話を遮って、発言を引き取って頭の回転​のよさをひけらかし、他の人より一歩先を行って支配しようとします。しかし、人間は認められ、話を聞いてもらいたい動物であり、私たちの仕事は相手に自分について話をさせることです。そうするうちに互いの理解が深まり、共通点や共通の関心事が見つかります。強力な接着剤のように人間関係の絆を深める材料です。

ハードトークに勝って力を得ようとすることは忘れてください。上記の原則を実行に移せば、人々は進んであなたに協力してくれます。アイデアを理解するのは簡単ですが、実践はそ​う簡単ではありません。正しい心構えと本当の意図、そして練習が必要です。

 

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