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日本では全力疾走ではなくマラソンで行こう

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日本には、特有の仕事のリズムがあります。春は花粉症のせいでみんなの集中力がなくなるので絶望的です。5月も五月病のせいで期待できません。4月に新年度がスタートし、誰もがそれに合わせるのですが、多くの人が新しい環境や状況に適応するのに苦労します。

また、ゴールデンウィークの後は、人々は休暇中の家族の行事や旅行先での渋滞や混雑から疲労困憊してしまいます。夏は暑さのせいで夏バテでぼうっとしてしまうため、これまたダメです。

言うまでもなく、延々と雨が続く梅雨の時期は湿気が高く、それに伴って関節が痛み、「梅雨病」になったりもします。お盆の季節も、実家に帰省して祖先の墓参りをしなければならず、道路も電車も混みあい、これまたダメです。さらに悩ましいことに、最近新しく「秋バテ」も加わりました。長く暗い冬は本当に憂うつで、凍るような寒さが骨の芯までしみ入り、人々を毎日疲れ果てさせます。

1日のリズムもあります。くだらないテレビを観ているか、スマホなどのデバイスの画面に釘付けで、深夜遅くまで起きていなければなりません。睡眠不足のまま、朝ギリギリになってベッドからようやく脱け出し、遅刻せずに出社できる最後の電車に慌てて駆け込まなければなりません。日本では人々の92%が朝8時以降に仕事を始めるのでピーク時の電車は信じられないほど混みあい、通勤は苦痛・疲労を極めます。

1日の終わりも、上司が退社するのを待つか、同僚と飲みに出かけるために帰宅が非常に遅くなります。飲みに出かけたときは、よたついて帰宅し、また前日と同じような1日を過ごすことになるのですが、これに二日酔いが加わります。午後も、昼食後は眠くなり頭も身体もだるく、しゃきっとしません。日本人は長い時間働くというのは本当で、就労者の16%はいっさい休暇を取りません。週に60時間以上働いている人々のうち、27%1日も休暇を取っていません。

働く生活で毎日疲れていては、アイデアの天才になれと言うのには無理があります。イノベーションは疲れ切った人たちの中からはめったに生まれるものではありません。それなのに、私たちが求めるのは結果、イノベーション、創造性、高​い生産性、そして楽しく幸せに感じさせてくれるものです。

外国人のマネージャーたちの中で、熱い期待をゆるめ、自分たちとは違う日本のリズムに合わせることができる人は何人いるでしょうか?おそらくゼロでしょう。週7日、124時間グローバルにつながっている世界で、リズムに違いがあることなど許されません。ですから、彼らの先駆者たちがこれまで200年間行ってきたように、東洋を力づくで変えようとしているのです。 結果も先駆者たちとそう変わっておらず、基本的に、失敗していると言ってもよいでしょう。

東洋を力づくで変えようとするのではなく、西洋的な仕事のやり方をほんの少し変え、別の仕事文化を導入してみてはどうでしょう。貴社では残業に関して厳しいポリシーがありますか?多くの企業では、残業手当をもらって月給を増やせるからという理由で、残業が必要かそうでないかに関係なく単に慣行になっています。残業を事前承認制にする​ことで、勤務時間をかなり効率的に制限できます。

少し早めに始業する、または少し遅めに始業して通勤のピーク時間を避けられるように、勤務時間をより柔軟にしてみるのはどうでしょう。典型的な日本企業の社則では、昼食は午後12時から1時の間と規定されています。なぜでしょう。それを変えたら、全員がもっと早い時間に好きなレストランに行けるようになるではないですか。

企業のシニアマネージャーたちに社風変革推進の一翼を担ってもらい、もっと早い時間に退社してもらいましょう。単に長時間働くことで示す純真な忠誠心よりも生産性を重視することをスローガンにしてください。これを言うとショックや恐怖を感じるかもしれませんが、チームに23週間連続して休暇を取ることを勧めましょう。それによって、彼らが十分に値する休みを取り、リフレッシュできます。

睡眠を十分に摂ることの重要性、また、疲れが溜まる前に休む、仕事中に休憩することでより新鮮になり、その結果、疲労によって失敗する確率が低くなることについて、チームに話をしてみましょう。より新鮮なチームの方が疲れているチームを打ち負かすことを彼らに思い出させ、職場の流れを変えて勝利を得ましょう。

 

実行ステップ 

時代に合わない古い社則があるか確認する

フレックスタイムを導入し、残業を制限する

チームに休暇を取ることを奨励する 

競争に勝つために休息の重要性を推進する

 
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