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REAL リーダー

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私たちは略語が大好きです。職場には略語があふれ、一見したところ全く意味のない記号だけで長々と会話を続けることさえできそうです。略語は便利であり、このREALという略語はベストプラクティスのリーダーの資質を表した簡潔で便利な表現です。大言壮語は証拠で裏付けることが常に得策であり、リーダーの偉大な資質をまとめたこの略語は、弊社が先ごろ米国で実施した調査を踏まえています。弊社はリーダーがさらに成功するには何が必要かを回答者に尋ねました。世界各地でこの調査を実施する準​備もしています。REALという略語は主な要素であるReliable (信頼できる)Empathetic (親身になってくれる)Aspirational (向上心がある)Learner (探究心がある)で構成されています。

「信頼できる」は見ての通りですが、原則として掲げられていても、実際にはうまく行かない傾向があります。「上司の管理」は上司との接し方を意味する今流はやりの言葉です。かつて​は昇進するために、「上司におもねた」ものでした。自分のキャリアのためなら、ミスを他の人のせいにしてスタッフを犠牲にし、手柄を独り占めにするという意味です。

一方、信頼できるとは、言ったことが実行され、約束が守られ、スタッフ自身の自己開発に優先順位が与えられていることをスタッフが目にした時にのみ信頼につながる資質です。「自分の得になるか」の計算は人間に共通の弱さです。組織と個人の目標を合致させることに留意する上司は、部下の忠誠心を引き出しより多くの事を達成​することができます。通常はコミュニケーション不足によって誤解が生じます。この分野に注力することが必要です。

「親身になってくれる」は聞く力と密接に結びついています。相手の立場を知らずに相手の立場に立つことは困難です。日本語で言う「空気を読む」あるいは実情を把握するは、親身になることを説明する優れた表現です。口から出る言葉は重要ですが、口から出ない言葉に真意が隠されていることもよくあります。

職場の表面的な静けさの陰にあるものに目を向ける時間は、忙しい上司にはありません。意に介さない上司もいます。数字を伝えてくれさえすればよいという上司です。役職を利用すればある程度の効果は上がりますが、想像力を伴う多くの可能性​が機会費用として失われます。本当は何が起きているのか、人々が本当は何を考えているのかを知りたければ、時間をかけて取り組まなくてはなりません。本当に気にかけていると表現するのは、コミュニケーションの中でも稀です。すぐれた上司は部下の事を本当に考えていることを伝える意義を理解しており、自信を持って伝えま​す。

「向上心がある」はより大きなものを理解しようというアイデアを反映しています。日頃の雑事から離れて、水平線の彼方で実現されつつあるビジョンを見る。これは今​四半期の目標の先を伝え、各自の役割をより大きな目標への貢献度という点から捉えることです。厳かに壁に吊るされたガラスの額が会社のビジョンを守っています。そのおかげで日光が当たっても色あせないかもしれませんが、集団の記憶の中では色あせていきます。実践はおろか誰も暗記していないので、受付に飾られた花程度の​意味しかありません。アイデアとして耳触りはよいですが、心もとない内容です。アイデアや概念を各自が共感できる言葉にすることがリーダーに求められています。これには時間がかかります。企業のビジョンへの投資から見返りを得る企業がごく少ないのは、このせいです。

「探究心」は歓迎されますが、30年にわたる経験ではなく、1年の経験を30回繰り返してき企業幹部が多いのが実情です。彼らの見解は頭の中の金庫にしまわれたままで、金庫を開ける鍵もなくしてしまいました。忙しすぎて学習できない。仕事に取り組むことに忙しいのではなく、仕事に忙殺されているので​す。フェイスブックには乗り遅れていませんが、業界がどこに向かっているかや会社の進むべき方向性については出遅れています。展望と鋭敏さが足りないために、情報は十分あるのに暗中模索です。お気に入りのアイデアやコンセプトを永久に捨て去る勇気がないのなら、競合に圧倒されて後れを取るしかありません。

どのようにして学ぶか? 私たちは業界のリーダーの発言を読み、あるテーマについて最高の頭脳が一堂に会した会議に出席します。研修を受け、過去に学んだけれど忘れてしまったこと​について再び研修を受けます。業界をリードする機関での経営幹部対象プログラムに出席し、斬新なアイデアや情報に触れます。将来の方向性についての知見を得るために関係する業界やセクターの研究を探します。会社独自の状況についてひらめきを得るため、ほとんど無関係なインスピレーションを求めて幅広く読書します。より​良い方法がないかどうかを見るために、会社で物事を試すことを恐れません。これはイノベーションという厄介なプロセスにおいて、ある程度の失敗を許すことを意味します。

略語天国の住人であるREALは覚えやすく、実際に効果を生む出発点です。知ってはいるけれども忘れてしまうか、忙しすぎて実行できないだけなのです。そこから変えていくべきです。

 

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