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10分前です。準備は万端ですか?

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オープニングが上手く行くように何度も練習しました。第一印象が大事だと分かっているので、最初に何を言うべきかきちんと考えています。主催者と前もって十分に打ち合わせをし、どんな人がトーク・イベントに参加するのか、彼らの興味・関心ごとを前もって把握しています。会場に早く到着し、設備もすべて確認済みです。マイクもテストしたので、マイクを叩いてうしろにいる人に聞こえますか、とたずねる必要はありません。PCの準備もバッチ​リなので心配しなくても大丈夫。自分の前のスピーカーが使用したPCから、自分のPCに変えないといけないですか?それなら、必ず最初の一言を発する前に設定を終えておきましょう。

 
そして、この最初の一言は即興で言うのではなく、慎重に選​んだ言葉を使います。会場に早く到着した人たち何人かと話をし、彼らの名前や参加の理由もある程度分かりました。彼らを名前で呼び、聞き手とのつながりを築き、スピーカーと聞き手間の垣根を取り払っていきます。
 
締めの部分も完璧に考えます。自分のトー​クが終わった後のまとめと、質疑応答の後の最後の締めくくりの2回が必要です。どちらもきちんと準備しています。質問への対処法も分かっています。内容に問題なければそれを繰り返し、不明確であったり、直接こちらを攻撃してくるような内容であれば言い換えるのです。こうすることで、確実に全員が質問を聞き取ることがで​きるし、こちらを非難するような表現であっても適切に対処することができます。
 
スピーチの内容についてはどうですか?どうやったら始めから最後まで、聞き手全員の注意を引きつけておくことができるのでしょう。彼らは手にしっかりと脱出手段を握りしめ、​完全武装しているというのに。そうです。さっとスワイプするだけで、スピーチを聞かねばならないという現実から逃避し、もっと面白くて快適な世界へといざなってくれるモバイル・デバイスです。
 
プレゼンテーションを始めてから10分後、聞き手が何をして​いるか見てみてください。多くの人たちはスピーカーの話に集中するどころか、こっそりFacebookやらLINEのフィードやらをスクロールして、マルチ・タスキングに励んでいることでしょう。では、重要なメッセージを聞き手に伝える機会を失ってしまうようなスピーカーにならないようにするにはどうしたらよいでしょ​うか?
 
5分ごとにペースを切り替えるのです。大勢の人の注意を引く何かを、常に示していなければなりません。例えやストーリー、デモ、あるいは聞き手を話に引き込むなどの手段が必要です。運に任せてはなりません。どのスライドをどの時点で見せ、どんな​ストーリーを関連付けるか、軍事戦略並みにち密に計画する必要があるのです。声も素晴らしい武器となるのに、多くのスピーカーが抑揚のない単調な話し方をしてしまっています。これでは良い不眠症対策になるだけです。
 
ペース(スピードの調整)、強調(声​を大きくしたり、小さくしたりする)、声の抑揚(上げ下げする)などのテクニックを使います。日本語は一本調子な言語なので、日本語ネイティブのスピーカーは、すでに抑揚のところから不利です。大丈夫です。単にペースと強調の面で変化を付けるようにすれば、聞き手の注意を引き続けるのに十分な、声の変化に富んだ話し方​ができるようになります。
 
ストーリーテリングはとても強力な武器なのに、実際にはあまり使われていません。家族のホーム・ビデオのようなものを、セレブの生活のように映し出すリアリティ番組の需要はかなり高いです。これも基本的なストーリーテリングで​すが、単なる日常生活であることも少なくありません。にもかかわらず、これらの番組が聞き手を惹きつける理由は、私たちは他人の私生活に魅了されるからです。ですから、あなたも自分が犯した過ちや大失敗、苦労して得た教訓や勝利について語ってください。ケネディ米大統領やチャーチル英首相といった著名な人の名言を簡潔​に引用したりしてみましょう。
 
ここで重要なのは、まずはプランニングし、そして練習することです。紙に書いた文章は、大声で読んでみるとややぎこちなく聞こえたりします。ここでリハーサルが役立ちます。プレゼンテーションを通しで練習し、スピーチのリ​ズムをいろいろ変えてみたりします。必ず5分おきに変化を付けるようにしてください。手を上げる(ただし、やりすぎるとしつこくなるので注意)、考える、笑う、うなずくなど、聞き手にも何かしてもらいます。
 
聞き手がどこかに逃避し、ソーシャル・メディ​アのくだらないニュースやフィードに気を取られて、私たちの貴重なメッセージから得られるメリットを聞き逃してしまうことがないようにしましょう!
 
 

 

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