ダイバーシティ&インクルージョン 2023年12月6日(水) 11:00-12:00 日本語 ライブ・オン・ライン
信頼と心理的安全を築く

私たちは生まれつき、多様性をうまく操る能力を持っているわけではありません。実際、私たちの脳は、他者との違いを不信に思うようにできており、その結果、誰もが自然に偏見を持ってしまいます。そのため、組織やコミュニティの中で効果的で信頼されるリーダーになるためには、まず、文化の学習者になる必要があります。つまり、自分とは異なる背景や文化を持つ人々を効果的に理解し、コミュニケーションをとり、高い成果につながる行動特性を身につける必要があります。これは、自然に身につくものではありませんし、いくら話しても、多様性、公平性、包括性を達成することはできないので、トレーニングが必要となってきます。
今後のコース日程
下記の日程よりセッション情報および申し込み情報をご覧ください。
コースの概要
デール・カーネギーでは、変革的リーダーシップとは、違いに気づき、理解し、それを称賛すること、協力的かつ流動的な方法でリーダーシップを共有すること、そして、アイデアや行動だけでなく、感情にも働きかけることであると説明しています。私たちの多くにとって、このようなリーダーシップのスタイルに移行することは、視点を変えることを伴います。単に新しいスキルを加えるのではなく、新しい枠組みを採用することで、リーダーシップや行動様式に関するこれまでの考え方が変容していきます。
多様性は真に包括的な環境の中に存在して初めて達成できます。多様性を備え才能のある従業員が評価され、サポートされていると感じられない組織文化では、こうした有能な人材を失うことは明白です。包括性の基盤は、信頼を確立し、育成し、回復する能力であり、「心理的安全性」の環境を作り出す能力です。
このセッションでは、信頼、信用、尊敬の関係について考察していきます。壊れた信頼を回復し、信頼できる環境を構築するための原則とツールを見ていきます。 「心理的安全性」について理解を深め、それを創造し維持するために何ができるかを学びます。
トレーニング目標
・信頼、信用、尊敬の関係を理解する。
・トラストバスターを最小限に抑え、壊れた信頼を回復する。
・原則を適用して、信頼に基づく環境を作る。
・私たちの環境で心理的安全性を広げていく
参加対象者
全階層、特に、管理職、人事担当者、これから管理職をめざす人に適切です。
※同一法人からのご参加は3名様を上限とさせていただきます。