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「Engaging Ideas」 ニュースレター•• 2010年夏 ••第8巻、1号 今月のテーマ:チームメンバーを引き込む

Team Member Engagement
 

チームワークは職場を成功させるための主要要素です。ワンマン会社に勤務していても、顧客や仕入れ先と仕事をしなければなりません。団体として上手く仕事する能力は、自分自身や組織の成功に貢献する主要要素です。今回の「Engaging Ideas」ニュースレターではチームワークやチーム構築に関する記事を取り上げます。

 
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部門横断的チームを用いて、組織の無連携性を打破する

 

早いペースで進む今日のビジネス界において、チームワークとコミュニケーションは極めて重大です。組織全体が、組織のビジョンや目標に沿った姿勢でいることが何よりも大切です。コミュニケーションと連帯を育む方法として、職能間または部門間のチームをつくるという方法があります。これらの​チームによって、組織に機動性がもたらされ、急速に変化する市場状況にすぐ対応できるようなコミュニケーションが築かれます。部門横断的チームを育成する方法をいくつか紹介しましょう。
 
1.     実行する
チームのプロジェクトであまりにも多くのことが行なわれているためにどこから始めれば良いのか分からないことがあります。受け身で待つよりも、飛び込んで何かを起こすほうがよい時があります。チームの他メンバーは物事を実行し、チームを前進させる同僚を評価します。
 
2.     避けられない事態もうまくやる
どんなに小さなことでも問題が起きるたびに大騒ぎするチームメンバーと仕事をした経験は誰もがお持ちのことと思います。チームの秩序を乱すだけでなく、何の成果も得られません。どんな組織も、生産の遅れ、天候、販売サイクル、出荷・入荷ミス・人事的問題など、特有の避けられない問題を抱えているものです。こういった問題には対処するしかありません。
 
3.     損害から利益を得るようにする
チームにとってどんな問題であっても、よりよい組織力、プロセス、関係などを築く機会を与えてくれます。前に進むことを妨げる物事を、改善して成長する機会だと捉えれば私達の態度や成功率も劇的に向上します。
 
4.     最善を尽くす
チームの努力が予定通りの結果とならなかった場合、私達はストレスを感じ不安になります。もっと努力していれば良い結果を出せたことを認識している場合は余計にそう思います。この原則を守れば、自分の仕事に対して誇りを持つことができることを保証します。
 
5.     作業空間を開ける
散らかって整理整頓ができていない作業空間では頭がすっきりせず作業効率も落ちるのと同様、きれいな作業空間は頭をすっきりさせてくれます。ほとんどの人が、他人と共有する作業空間を持っているものです。そのような空間を整理整頓して使用後は片付けることでチーム全体に貢献します。
 
6.     優先順位を付ける
作業チームの一員であると言うことは、優先順位を変えることを意味することが多いですが、最も大切な課題の一つは、それらの優先順位を明確にしてできるだけ早く行動に移すことです。チーム内で優先順位が対立する場合には、交渉しなくてはならない場面もあります。メンバーは思いやりを持って正直に説明すれば優先順位の変更を尊重して理解してくれるでしょう。
 
7.     問題はその場で解決する
先延ばしは効果的なチームワークを弱めてしまいます。チームメンバーとして、責任が積み重なると不安になりストレスを感じます。チームの他メンバーは私達に対して、物事をやり終えて前に進む能力を評価するのです。
 
8.     仕事に熱意を注ぐ
誰しも、エネルギーや熱意に欠けているがゆえにチーム全体のやる気をそいでしまうメンバーと仕事をした経験があるものです。仕事を妨げるものや障害・苛立ちに関わらず、私達はチームとして、自分自身の熱意を維持して前向きな姿勢で取り組む責任があります。
 
9.     忘恩を想定する
今日の職業的な職場環境において、チームのメンバー全員がそれぞれ最善を尽くすことが期待されます。どれだけ良い仕事をしているか指摘してくれる人が必ずしもいる訳ではありません。むしろ、チームの努力を伸ばすために私達がどれほど仕事をしているかを完全に認めない人が多いかもしれません。高評価のコメントを期待することは苛立ち​の練習をしているようなものです。感謝を期待しない分、感謝されるとより大きな意味を持つことになります。
 
些細なことで大騒ぎしない
効果的なチームメンバーになるための鍵のひとつは、物事を常に頭に入れておくことです。重要ではないことで興奮して取り乱すほどの時間は誰も持っていません。チームプロとして、重要な懸案事項と重要でないものを区別し、時間を無駄に過ごすことを避けましょう。

 


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熱意をこめてチームの責任性を築く

 

個人的・協力的な熱意を生み出すことはチームの過程にとって主要な材料であり、チームの形成に不可欠です。
手っ取り早く開始して、時間と共に熱意を維持すれば、組織にとってよい結果をもたらします。うまく機能しているチームは途中に障害があってもこれを実践することができます。
チームに所属している個人はしばしば、障壁に関係なくチームが目標達成できることを証明するために重大な決心をします。障害物に備えることは、思い切って前に進む勇気を与えてくれます。
チームを作り、始動させることは簡単にできることではありません。航空会社の操縦者を対象にした調査では、機械的要因よりもチーム機能が原因となった航空機事故の方が多いことが分かっています。これは特にそのチームが始動したばかりの時に顕著です。
責任性が成功を左右する場合、チームの進展にはいくつかの重要なポイントがあります。チームの始めの段階で、責任制度の様々な方法を決定して実施することでそのプロジェクトや業務が新鮮で面白いものになるかもしれません。
<​span style="font-size:8.0pt;MS Pゴシック";color:black">責任制度のアイディアとしては次のようなことが挙げられます。
 
*       チームミーティング
*       説明制度のパートナー
*       スケジュール
*       プロジェクト計画
*       チェックシート
*       仮想会議
*       あらゆる伝達事項をチーム全体で共有するトレーニング

 


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世代を超えた管理

世代を超えて人材を管理することによって多くの効果を得られます。現在最も話題となっている経営・管理テーマは「Y世代をどのように管理するか」です。どの世代もそれぞれに特有の特徴がありますが、どの世代の人にも適用できる万人に共通する管理テクニックがあります。
 
*       管理者との良好な関係
人材開発機関の報告によると、400社を対象に最近実施されたギャラップ調査において、従業員の維持は、給料やボーナスよりも直属の上司と深い関係にあるとしています。コーチングや指導などを行う、公平でインスピレーションを与えてくれるようなリーダーシップは従業員の維持につながるのです。別のギャラップ調査では上司が自分のことを気に掛けていて信頼されているという思いが、従業員の満足度と生産​性の主な指標はにつながることが明らかになっています。
 
*       認識と評価
お金ではなく、別の動機のほうがやる気になる人もいます。従業員維持の研究所が実施した調査によると、従業員は賃金よりも評価や関与を喜ぶことが指摘されています。従業員は、口頭でも口頭でなくても、自分の立場を経営陣が尊重して組織の成功のためには自分が重要であると認識してもらいたいと思っているのです。画期的な出来事や勝利は公私ともに、口頭でも書面でも、迅速で誠実に祝福してあげましょう。
 
*       仕事を刺激して満たす
ASTD
ニュースレターの200310月号の中で、ブレッシング・ホワイト社による「キャリア状況レポート」では、今日の労働者はほとんどが給与や昇進よりも刺激的で価値のある仕事のほうが重要だと感じていると示唆しています。仕事に熱意や刺激度のレベルを付けるのは困難です。従業員と積極的に関与する者は、より多くの創造的アイディアを入手でき結果としてより多くの人的投資と誇りを生み出します。広範囲にわたる問題の決断に積極的に参加する従業員は、自分がい​たいと思う環境づくりの手助けとなります。
 
*       明確な道筋と成長の機会
個人的・職業的な成長の為の機会を与えることによって、従業員が転職を希望する可能性は低くなるでしょう。新たな能力会社やキャリア展開に関するトレーニングの機会を提供することは、管理者が従業員本人に代わって投資することを示しています。これが従業員維持の鍵なのです。会費を支払って、従業員を専門機関に参加させたり、会食や会議に出席するための時間や費用を提供することによって、従業員のモチベーションは高まります。維持率の高い組織は内部から​雇用することで知られています。合意されたキャリア進路(必ずしも組織の階層を「上る」ことではない)で従業員のコミットメントを得られ、組織の目標や方向性への賛同を高めます。
 
*       バランスのとれた生活を尊重する管理者
だらだらと四六時中仕事をすることを推進する組織よりも、バランスのとれた生活を推進する組織の方が、従業員の維持率が高くなっています。家庭生活や私生活の大切さを認識して尊重することは燃え尽き症候群を防ぎ、忠誠心を育みます。人材開発機関によれば、雇用主は仕事と生活の質を意識しなければなりませ​ん。柔軟なスケジュールを提案し、共働き、子育て、親の介護などの課題にも敏感でなければなりません。
 
競争力のある報酬と福利厚生
お金は大事なものですが、皆が思っているほど社員にとっては重要ではありません。社員は公平に、競争的に賃金を支払われることを期待しており、健康保険や退職計画の標準的な給付金は支払われる権利があると感じています。食品会社の調査では、個人的・職業的な開発コーチングが提供されれば年間1万ドルの給与アップでも転職が促されることはないと92%が回答していることがわかっています。
 
 
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