
組織においてリーダーやマネージャーは、単なる役職ではなく、成果と人材成長の両輪を動かすエンジンです。しかし、新しい立場に就いた瞬間から、これまでと求められるスキルや視点は大きく変化します。優れたプレイヤーであることと、優れたリーダーであることは全く別物です。ここに多くの新任管理職が直面する壁があります。このコースは、その壁を確実に乗り越えるために設計されています。これからリーダー、マネージャーになる方が、組織から信頼され、部下を動かし、成果を生み続けるための基盤を築くことができるプログラムです。
今後のコース日程
下記の日程よりセッション情報および申し込み情報をご覧ください。
コースの概要
リーダーとしての自分ならではの強みを発見し、さらなる能力を開発していくことで、組織内で成功の次のレベルへと進むために必要なスキルや特性を身につけることができます。他者との信頼に基づいたダイナミックな関係性の中で協力・連携・協働を得る方法を学びます。
モジュール1:リーダーシップの有効性の特徴
モジュール2:誠実なリーダーシップを発揮する
モジュール3:結果を達成するために他者をリードする
モジュール4:リーダーシップ能力の強化
モジュール5:部下のエンゲージメント強化
モジュール6:誠実なコミュニケーション
モジュール7:パフォーマンスを導く
モジュール8:自己認識を高める
モジュール9:リーダーシップに自信を持つ
モジュール10:自分と他者を成長させる
トレーニング目標
リーダーシップは難しいものです。個人の貢献者からリーダーへの移行はさらに困難です。チームメンバーからリーダーへと意識を変えることは、まさに変革です。チームメンバーを巻き込み、彼らと自分自身に結果に対する責任を負わせるには、コミットメント、信頼、そして適切なコミュニケーションスキルが必要です。
チームメンバーからリーダーへの最も難しいキャリア転換をどう乗り越えるか?
リーダーになることは、ビジネスにおける最も難しい転換のひとつです。これまでのように自分の成果だけで評価されるのではなく、他者をどれだけ動かし、育成し、成果を出させられるかが問われます。
このプログラムは、新任リーダーや次世代リーダーに必要なツール、自信、そしてマインドセットを提供します。参加者は「自分でやる人」から「チームを動かす人」へと変わり、モチベーションを高め、エンゲージし、責任を果たすチームをつくれるようになります。
今日の職場で成功するリーダーになるために必要なことを学びましょう。「自ら動く」のではなく、「チームを動かす」ことを始めまてみましょう。
期待できる効果
- 「自分でやる」から「皆で達成する」への意識転換
- 難しい会話や指導を行う実践力
- 強いチーム調和とエンゲージメント
- 日本の職場文化に適したグローバル実績モデル
- 自信あるリーダーとしての存在感
参加対象者
- 新しくリーダーやマネージャーに就任される方
- 近い将来、管理職としての役割を担う予定の方
- チーム運営や部下育成に課題を感じている方
- 組織内で新しいリーダーの育成に責任を持つ方
- 自社で次世代リーダーを育てたい人事・育成担当者
コンピテンシー
このコースで扱うコンピテンシーは以下のとおりです。
影響力:状況を常に導き、相互のコミットメントを促し、全員が勝利する結果をもたらす。
対人スキル:組織の内外において、強固で長期的な関係を常に構築する。
コミュニケーション:関連する口頭および書面による情報に基づき、積極的な傾聴を実践する。
チェンジマネジメント:組織を変革するために、自分自身、他者、そしてプロセスの方向転換を図る機会を模索する。
各コンピテンシーには、リーダーシップ・インパクト・プランの一環として、習得につながる重要な行動例とサポート・コンピテンシーが含まれています。実例、アクティビティ、知識、スキルの実践を通して、プログラム全体を通してこのプランに重点的に取り組むことで、個人および職業上のリーダーシップの可能性が大きく飛躍的に向上します。
なぜこのコースは効果があるのか
Q: なぜチームメンバーからリーダーへの転換は難しいのか?
A: 理由はテクニカルスキルではなく「人」にあります。多くの新任リーダーは、これまで自分が成功したやり方を続けようとします。しかしリーダーに求められるのは全く別のスキルです。人を鼓舞し、コーチし、コミュニケーションし、責任を持たせる力です。
Q: 会社がトレーニングなしで人を昇進させるとどうなるか?
A: 高い成果を出していた人材が、そのままリーダーに昇格するケースは多くあります。しかし「成果を出す人」と「人を率いる人」はまったく違う存在です。サポートなしでは、新リーダーは不安に陥り、自信を失い、チームをまとめられなくなります。
特に日本ではそのリスクがさらに深刻です:
- 慢性的な人材不足で優秀な人材はすぐに他社に移れます。
- 例えば営業担当は、どこでも売上を出せるため「リーダーは嫌だ」と思えばすぐに転職できます。
- 彼らがサポートされず孤立感を持てば、離職し、採用・育成コストがさらに膨らみます。
このコースはそれを防ぎます。 新任リーダーが成果を出し、自信を持ち、チームを成長させるために必要なマインドセットとスキルを身につけます。
Q: なぜ元同僚を率いるのは特に難しいのか?
A: 多くの新リーダーは「個人の目標達成力」が評価されて昇進します。しかし突然、かつての同僚や競争相手を率いる立場になると、人間関係は一変します。
リーダーは次のような課題に直面します:
- 権威と信頼のバランスを取る
- 反発を生まずにモチベーションを高める
- かつては競い合った相手にフィードバックし、責任を持たせる
適切なトレーニングがなければ、この転換は非常に困難で組織に悪影響を及ぼします。しかしデール・カーネギーのアプローチなら、自信と公平さ、誠実さをもって人間関係を築き直し、潜在的な摩擦を強力な信頼関係と成果に変えることができます。
Q: どのようにして自信あるリーダーを育成するのか?
A: 新リーダーが抱える不安を正面から扱います。参加者はクラスでスキルを練習し、その場でコーチングを受けます。さらに職場で実践し、次回報告することで accountability を確立します。この「練習→実践→フィードバック」の循環が本物の自信を生みます。
Q: デール・カーネギーのアプローチは何がユニークなのか?
A: デール・カーネギーは、世界113年、日本62年にわたり人間関係とリーダー育成の第一人者です。講義型ではなく、ディスカッション、ロールプレイ、ピアコーチング、相互承認といった参加型・体験型で進めるため、スキルが定着しリーダーが成長します。
Q: 学んだことはどう持続するのか?
A: 8ステップ・パフォーマンス・チェンジ・パスウェイにより、学びを現場で定着させます:
- 140本のオンデマンド・リーダーシップ動画で全てのコンセプトを補強
- カーネギー・アカデミーAI版で、113年のグローバル知見と62年の日本でのノウハウを受講中も修了後も利用可能
- 28週間のフォローアップ学習で新習慣を確実に定着
- 30日・60日のオンライン・フォローアップセッションで深掘りと実践確認
- 春・秋の継続教育プログラムで長期的な成長を支援
トレーニングの目的
- 新リーダー特有の不安を克服する
- 正しいリーダーシップ・マインドセットをつくる
- 自信を持ってリーダーシップを発揮する
- チーム成果を導く戦略とツールを身につける
- パフォーマンスをガイドし、責任を明確化する
- 誠実で信頼できるコミュニケーションを実践する
- 自分と他者の成長を同時に促進する
効果の証拠
- 世界で110年以上、日本で60年以上の実績
- 何百万人ものプロフェッショナルがこのプログラムでリーダーに成長
- 『人を動かす』に基づく信頼の人間関係構築メソッド
参加者の声:
- 「マイクロマネジメントをやめ、コーチングを始めたら、チームが自立し成果を出すようになった」
- 「年上の部下を率いることに不安があったが、このコースで尊敬と信頼を築く方法を学べた」
リーダーのためのリソース
- 書籍:
- 『現代版 人を動かすリーダー』(Japan Leadership Mastery)
- 『人を動かす』(How to Win Friends and Influence People)
- ポッドキャスト:
- 『The Leadership Japan Series』(英語/Apple Podcasts)
- 『Japan’s Top Business Interviews』(英語)
- 『ビジネス達人の教え』(日本語)