リーダーシップ・トレーニング・フォー・マネージャー・コース
人を育て組織をリードし、信頼と尊敬を集めるリーダーとなる

マネジャーはどのようにして人材を惹きつけ、革新を促し、優秀な人材を定着させるリーダーへと変革できますか?
日本では深刻な人材不足が続いており、単に「管理」するだけのマネジャーでは企業は生き残れません。採用はますます難しくなり、さらに大きな課題はリテンション(定着)です。人は会社を辞めるのではなく、上司を辞めるのです。 マネジャーが部下を育成し、信頼関係を築くリーダーシップとコミュニケーション力を持たなければ、優秀な人材は去ってしまい、その補充には莫大なコストと時間がかかります。
このコースは、単なる管理職を本物のリーダーへと導きます。デール・カーネギーの世界的に実証されたリーダーシップ・カリキュラムに基づき、参加者はリーダーシップ成功の5つのドライバーと、持続的成長を支える8ステップ・パフォーマンス・チェンジ・パスウェイを習得します。
今後のコース日程
コースの概要
現代のビジネス環境のなかで、統制・管理するだけのマネージャーでは組織の先頭に立てなくなってきています。
このコースは、真のリーダーとしての必須となるスキル習得そして、リーダーシップを最大限に引き出すことを目的としています。参加型で、リーダーシップについて理解を深め、意思決定のための戦略を作り、説得力のあるコミュニケーション力を強化し、組織にイノベーションを起こすオーナーシップを発揮するようなリーダーを目指します。
この他に、日常的にマネージャーが直面する場面にも焦点をあてています。例えば新たな変化や改善提案に対して、関係者からの積極的な協力を得る方法、職場でメンバーと信頼関係を築く方法、更なるパフォーマンス向上のためにイノベーションを起こすプランを実行する方法、効率的な会議の運営方法についても学びます。じっくりと自分のリーダーシップを見つめなおし、取り組みたい方におすすめです。
リモートワークの導入など、働く環境が変化する中、チームを率いるリーダーの役割はますます重要になってきています。チームリーダーとして高い成果を出しながら、組織づくりに関わるリーダーも多くなってきています。さらに、リーダーシップのスタイルは多様化しており、リーダーそれぞれの「自分らしさ」を生かしながら、周囲のメンバーを牽引することが期待されています。
このコースでは、プロセスを管理するマネージャーとしてではなく、人を育て組織をリードする真のリーダーとして必須となるスキルを習得、そしてリーダーシップを最大限に引き出すことを目的としています。リーダーシップについて理解を深め、意思決定のための戦略を作り、説得力のあるコミュニケーション力を強化し、組織にイノベーションを起こすオーナーシップを発揮するようなリーダーを目指します。
トレーニング目標
- 自身のリーダーシップ・ビジョンを定義し、伝える
- 部下の可能性を引き出し、信頼を築きながら動機づける
- イノベーション・プロセスを適用して問題解決や改善を推進する
- 組織目標と個人のパフォーマンスを整合させる計画を立てる
- 権限委譲により部下を成長させ、責任感を育成する
- コーチング・モデルを用いて他者の成果を高める
- プレッシャー下での意思決定を強化し、ストレスを生産的に扱う
- 人を動機づける評価方法を学び、結果につなげる
期待できる効果
なぜこのコースが効果的なのか
Q: なぜ「マネジメント」だけでは通用しなくなったのですか?
A: 変化の激しい今日のビジネス環境、特に日本の労働力不足の中では、単なる管理だけでは不十分です。会社が必要としているのは、タスクを割り振るだけでなく、人々を鼓舞し、成長させ、会社に定着させることのできるリーダーです。
Q: なぜいま、リテンション(定着)が特に重要なのですか?
A: 以前は、候補者が会社に自分を売り込むものでした。しかし今は、リーダーが候補者に会社を売り込む時代です。そして採用後も、マネジャーがモチベーションを高め、コミュニケーションを取り、コーチングできなければ人材は定着しません。スキルがなければ人は去り、補充には莫大なコストと時間がかかります。
では、御社のマネジャーは本当に候補者に会社を効果的に売り込めるでしょうか?
もしできなければ、すでに「人材獲得競争」に負けているのです。優秀な人材は、初日からインスパイアしてくれるリーダーのもとを選びます。
Q: このプログラムの独自性は何ですか?
A: 参加者はリーダーシップ成功の5つのドライバーを学びます:
- 自己方向性とビジョン
- 人間関係スキルと信頼
- プロセススキル(計画とイノベーション)
- コミュニケーションと影響力
- アカウンタビリティとコーチング
Q: 学んだことを忘れない仕組みは?
A: 忘却曲線によると、人は…
- 1時間で50%を忘れる
- 1日で70%を忘れる
- 1週間で90%を忘れる
そこで本コースでは8ステップ・パフォーマンス・チェンジ・パスウェイを導入し、教室での学習に加えて28週間のリインフォースメント学習、さらに30日後と60日後のライブ・オンライン・フォローアップで定着を徹底します。
Q: 学習方法は?
A: 一方通行の講義型マネジメント研修とは違い、本コースは双方向・参加型です。計画、コーチング、権限委譲、意思決定をロールプレイやグループワーク、相互フィードバックを通じて実践します。
参加対象者
- リーダーシップが必須とされる管理職(候補含む)やエグゼクティブ
- チームメンバーを率いる立場にある方
- 時代に応じた自分らしいリーダーシップを模索している方
- メンバーを引っ張っていけるか、ついてきてくれるか不安がある方
- 自分の仕事に追われるあまり、メンバーの仕事が管理できていない方
- 部下の育成方針や、効果的な伝え方や叱り方がわからない方
トレーナーの優位性
- 18か月に及ぶ認定プロセス — デール・カーネギー認定トレーナーになるのは業界で最も厳しい道の一つです。
- ISO-9001認証 — 世界水準の品質と一貫性を保証。
- 否定的な批評なし — 「良い点/さらに良くする点」のみを伝える前向きなフィードバック。
- 変革への集中 — トレーナーは実務経験豊富で、世界最高水準のコーチング力を活かして受講者の可能性を引き出します。
実績が証明する効果
- VOC(お客様の声): 平均 89.6/100(直近2年間)
- NPS(ネット・プロモーター・スコア): 平均 +53.3(直近2年間)
👉 NPSは–100から+100の範囲で測定され、多くの研修プロバイダーは+30~+50に留まります。本プログラムは**+53.3**を達成し、特にスコアが厳しい傾向にある日本においても業界平均を大きく上回っています。
これは単なるリーダーシップ開発ではありません。これは人材投資を守る仕組みです。リテンションはリーダーシップから始まります。本コースは、人材をモチベーション高く、忠誠心を持ち、高いパフォーマンスで定着させるためのスキルを提供します。
セッション概要:8段階のパフォーマンス向上プロセス
- ステップ1:事前準備 (ビデオ&ポッドキャスト視聴、ソート・リーダーシップ読物)
- ステップ2:受講者の上司向けコーチング・セッション(1.5時間オンライン: 受講者の学びを助け、結果を導き出すための
ワークショップ。参加は任意。) - ステップ3:開始セッション(メインプログラム開始前に1度1時間オンライン)
- ステップ4:メインプログラム受講:7セッション(3日間、または、7週間のタイムスペースラーニング)
- ステップ5:パフォーマンス向上セッション1(受講終了30日後に1度2時間オンライン)
- ステップ6:パフォーマンス向上セッション2(受講終了60日後に1度2時間オンライン)
- ステップ7:復習コンテンツによる自習(28週間)
- ステップ8:修了者限定セッション(月に1度2時間)
メインプログラム内容(7セッションまたは3日間)
3日間(1日8時間) | 7週間(1日3.5時間) | |
Day 1 | Week 1 | セッション1: リーダーシップの開発(個人) • リーダーシップとマネジメントに関する「成功するためのドライバー」を理解する • リーダーシップの経験とリーダーシップに対する価値観を説明する • 個人的リーダーシップのビジョンを作成する 組織の成果を達成する • 組織、個人の目標を成功させるための課題を整理する • タイムマネジメントについての理解を深める • 部下のモチベーションレベルを把握する「インナービュー」の方法を理解する |
Week 2 | セッション2: イノベーションプロセス • 状況に応じてマネジメントスタイルを柔軟に変化させることができるようになる • 斬新なアイデアをメンバーに促す環境を作り出す • 問題解決と改善のためのイノベーションプロセスを理解する プランニングプロセス • ビジョンを明確に、分かりやすく、具体的に明示する • ビジョンを実行に移すステップを明確にする • ビジョンを実現させるための具体的な目標をコミュニケーションによって実効する |
|
Day 2 | Week 3 | セッション3: パフォーマンス評価 • 仕事がうまくいったときの様子を描く・業績見込みについて書面化する • 仕事のパフォーマンスに必須なキー・スキル、知識、能力を明確にする • ビジネスの目標を、日々の活動や測定可能な結果へと置きかえる 評価システムとコーチングプロセス • 他者が「RAVE」(絶賛)するような業績レビューを実施する • 自己成長サイクルとそれがどのように育成に関連するかを説明する • コーチングのプロセスのステップを実践して、他者の業績を改善する |
Week 4 | セッション4: 問題分析と意思決定 • 問題の本質を見抜く3つの意思決定方法を習得する • 難しい問題を解決する方法を使う • 意思決定、問題解決において「ストレスに打ち勝つ原則」を実践できるようになる 部下の潜在的な能力を見出す • 職場環境を調べて、現在のメンバーのモチベーションレベルを明確にする • モチベーションを高めるファクターを特定し、高める • 人間関係強化の原則を使って、効果的な関係を構築する • ポジティブな環境をつくる |
|
Day 3 | Week 5 | セッション5: デリゲーションのプロセス • メンバーを育てるために仕事と責任を与える • 権限を委譲するためのミーティングを計画、準備する • フォローアップと責任の所在を明確にするために、パフォーマンス評価基準を示す • 権限委譲のサイクルを理解する ミスへの対応 • 人間関係のアプローチを使って間違いを効果的に処理する • 問題や状況を的確に把握し、有能な人材やチームの範囲)を管理し、人材を適切にマネジメントする |
Week 6 | セッション6: 他者をリードするコミュニケーション • 双方向のコミュニケーションを活発にするためフィードバックの機会を作る • 部下との関係を強化する効果的な質問とリスニングスキルを強化する • コミュニケーションの種類とインパクトを考える より効果的なミーティング • リーダーシップの原則を使って会議参加者の意識を高める • 会議における協力の引き出し、ポジティブな成果を出す方法を見つける • 会議前、中、後の会議運営ガイドラインを理解する |
|
Week 7 | セッション7: 成果の発表 • イノベーションのプロセスを用いて、あなたの組織に変化を売り込む • アイデアを実行計画へと移す能力を示す 継続的な成長をコミットする • このトレーニングの個人的な結果を評価する • ご自身の研修での成果の証拠を示す • 将来のリーダーシップの開発のための測定可能なゴールを設定する |
リーダーシップ・トレーニング・フォー・マネージャー・コースのよくある質問
Q: このコースは理論中心ですか?
A: いいえ。すべて実践中心です。コーチング、権限委譲、計画策定、問題解決など、すぐに現場で活用できるリーダーシップ行動を体験的に学びます。
Q: 経験豊富なマネジャー向けですか?
A: レベルを問わず、リーダーとして成長したいマネジャー向けです。新任マネジャーから経営層まで、それぞれの役割に合わせてスケールします。
Q: 全日程に参加できない場合は?
A: 本コースは忙しいマネジャー向けに設計されています。さらにオンデマンド動画とカーネギー・アカデミーAI版で、いつでも補習と復習が可能です。
デール・カーネギーは持続学習をどう実現するのか?
- オンデマンド学習: 140本以上のリーダーシップ特化型トレーニング動画
- カーネギー・アカデミーAI版: 世界113年、日本62年の知見とノウハウにアクセス可能
- 春・秋の継続教育: 定期的なプログラムで成長をサポート
- 書籍による学びの深化:
- 現代版 人を動かすリーダー — 日本でのリーダーシップに特化した唯一の書籍。著者グレッグ・ストーリー博士が、デール・カーネギーのグローバルなベストプラクティスと、日本で40年以上にわたり積み上げた実体験を融合。他の競合には提供できない独自の知見です。
- 無料ポッドキャスト & 番組:
- The Leadership Japan Series
- Japan’s Top Business Interviews
- The Cutting Edge Japan Business Show
- Japan Business Mastery Show
- 日本語: ビジネス達人の教え, ビジネスプロTV