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営業チームを勝利に導く「毎日のロールプレイ」

なぜ営業は毎日練習すべきなのか?

アスリートは試合前に必ずウォームアップをします。音楽家は演奏前に必ずリハーサルをします。ところが、多くの営業は準備なしで顧客に臨んでいます。一方、買い手は常に準備万端です。彼らは生まれつき 「値段が高すぎる」 と言うスキルを持っているからです。

まとめ: ロールプレイは営業の「ウォームアップ」であり、失敗を防ぐ唯一の方法。

練習を避けるよくある言い訳とは?

  • 「忙しい」 — しかし朝8:00〜8:30は多くの人に空き時間がある。

  • 「リーダーがいない」 — 相手と組んで練習し、フィードバックすれば十分。

  • 「つまらない」 — ロールプレイはゲーム化すれば楽しくできる。

まとめ: 簡単な工夫で言い訳は解消できる。

実際の買い手を想定した練習方法とは?

営業チームは次のような工夫でリアルな練習が可能です:

  • 性格別ロールプレイ — ドライバー、アナリティカル、エクスプレッシブ、エミアブルの4タイプ別に対応を練習。

  • 異議くじ引き — カードを引いて即座に反論対応を行う。実際の異議処理をシミュレーションできる。

  • 組み合わせドリル — 例: アナリティカルからはデータ重視の質問、ドライバーからは強い圧力。異なる状況に即対応する力を養う。

まとめ: 多様なシナリオ練習が、瞬発力を鍛える。

なぜストーリーテリング練習が不可欠なのか?

データは忘れられるが、ストーリーは記憶に残ります。営業は短く強力なストーリーを持つべきです:

  • 日本における会社紹介ストーリー — 信頼を示す歴史や革新性。

  • 商品開発ストーリー — なぜ、どのように作られたか。

  • 顧客成功事例 — 実際の効果と成果を伝える。

ポイントは短さ:2分30秒以内。3分を超えると聞き手の集中は途切れます。

まとめ: ストーリーテリングは顧客の記憶に残る最大の武器。

要点

  • ロールプレイは営業のウォームアップであり必須。

  • 異議対応・性格対応をゲーム化すれば楽しく練習できる。

  • ストーリーテリングは「短く・鋭く・顧客関連性を持たせる」ことが鍵。

  • 練習しない営業は、本番で顧客を前に「練習している」のと同じ。

 

デール・カーネギー東京について

御社の営業チームは「顧客の前で練習」していませんか? デール・カーネギー東京の 営業研修プログラム で、毎日のロールプレイを習慣化し、異議対応力とストーリーテリング力を磨きましょう。


デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

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