プレゼンテーション

プレゼンでの「代替的事実」を避けよ:信頼を守る唯一の方法

なぜビジネス・プレゼンでの嘘は危険なのか?

政治の世界では「オルタナティブ・ファクト」(ケリーアン・コンウェイ)や「トゥルースフル・ハイパーボリー(誇張された真実)」(ドナルド・トランプ)が使われています。しかし、ビジネスの場で誇張や曖昧な事実を述べると、その瞬間に信用が失われます。

現代の環境は聴衆の信頼にどう影響するか?

  • 毎日のように偽メールや詐欺にさらされている。

  • 聴衆は「疑い深い戦士」と化している。

  • 発表者の誇張は、以降のすべての言葉を疑わせる。

誇張するとどうなるのか?

  • 聴衆はその一点だけでなく、全体を信用しなくなる。

  • 周囲に「彼(彼女)は信用できない」と広められる。

  • プロとしての評判が長期的に傷つく。

信頼性を守る方法は?

  1. 証拠を示す。 データ・事例・証言など裏付けを必ず準備する。

  2. スライドに出典を明記。 実際に確認する人は少なくても信頼を生む。

  3. 意見と事実を区別。 「これは私の意見」と明示する。

  4. 新しいデータを使う。 古い統計は逆効果。

  5. 補足資料を配布。 信頼度をさらに高められる。

プレゼンの鉄則は?

👉 「疑わしいなら入れるな」
裏付けできない情報、古すぎるデータ、誇張は信頼を損ねるだけです。

まとめ & 主要ポイント:

  • 「代替的事実」や誇張は厳禁。

  • 聴衆は常に懐疑的であり、証拠を求めている。

  • 検証可能なデータと出典明記が必須。

  • 信頼こそ最大の説得力。

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