プレゼンテーション

なぜベテランほど聴衆を惹きつけられないのか — 「伝える」から「つながる」への進化法

30年以上プレゼンしてきたのに、なぜ聴衆を巻き込めない?

「17歳からプレゼンをしてきましたが、聴衆を引きつけるのが苦手です」——50代の技術系リーダーがそう語りました。
経験も知識も豊富。しかし“情報伝達”から“感情的つながり”への橋を渡れていませんでした。問題は意識ではなく、方法。自力では見えない課題が存在するのです。

ミニサマリー: 経験だけでは人を動かせない。変化には専門的なコーチングが必要です。

なぜコーチングと反復練習が大きな違いを生むのか?

デール・カーネギー東京の「ハイ・インパクト・プレゼンテーション」コースでは、初日の午後には多くの参加者が“自分中心”から“聴衆中心”に切り替わります。
その理由は、インストラクターが何を観察し、どう改善させるかを熟知しているからです。
客観的フィードバックと反復練習が、自己流では気づけない壁を打ち破ります。

ミニサマリー: 自分では見えない課題も、プロの目と継続的な練習で突破できる。

本当に人を惹きつけるプレゼンの秘密とは?

鍵は「エネルギーの流れ(気)」です。
多くの人は自分の中にエネルギーを閉じ込め、情報を“置いていく”だけ。
しかし、聴衆一人ひとりに向けてエネルギーを“送る”と、空気が変わります。
それが「聞く」から「感じる」プレゼンへの変化です。

ミニサマリー: エネルギーは点で届ける。個々の聴衆とつながることで、全体が動き出す。

なぜ穏やかな人ほど伝わらないのか?

穏やかで理性的な人ほど声を抑え、エネルギーを外に出しません。
しかし、聴衆が感じ取るのは「落ち着き」ではなく「存在感」。
自分では“うるさい”と感じるレベルが、聴衆には“自信”として伝わるのです。
静かすぎるプレゼンは、印象に残りません。

ミニサマリー: 優しさだけでは届かない。エネルギーを外に出してこそ影響力が生まれる。

アイコンタクトとジェスチャーが生む“心のつながり”とは?

全員を見回すのではなく、一人に約6秒の視線を注ぐ。
それだけで「自分に語りかけている」と感じてもらえます。
さらにジェスチャーを加えることで、言葉が“動き”として伝わります。
これは天性の才能ではなく、学習と訓練で身につくスキルです。

ミニサマリー: 目線・動作・気の流れを連動させると、プレゼンが「心を動かす瞬間」に変わる。

要点まとめ

  • 経験よりも、専門的コーチングと反復練習が効果的。

  • 聴衆に「気(エネルギー)」を送る意識がつながりを生む。

  • 穏やかすぎる話し方では印象に残らない。

  • 視線とジェスチャーの組み合わせで聴衆との一体感をつくる。

「情報を伝える」から「人を動かす」プレゼンへ。

デール・カーネギー・トレーニング東京の「ハイ・インパクト・プレゼンテーション」では、
技術系・管理職・経営層が“聴衆と一体化する話し方”を習得します。
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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

 

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