新しい年をリーダーとしてどう迎えるか — 目的・人材・自己成長の再確認
チームは同じ方向を向いていますか? 使命感は共有されていますか?
新しい年の始まり(1月・4月いずれでも)は、単なる区切りではありません。
リーダーが立ち止まり、考え直し、方向性を再定義する貴重な機会です。
忙しさの中で忘れがちな「考える時間」を、意識的に確保しましょう。
なぜ年初の「振り返り」が重要なのか?
多くのリーダーは、日々のトラブル対応や業務処理に追われています。
しかし「ビジネスの中で働く」だけでなく、「ビジネスそのものに取り組む」時間が必要です。
年初はその最適なタイミング。計画ができていても、「今の方向は正しいのか?」を問い直すことで、軌道修正が可能になります。
ミニサマリー: 振り返りは贅沢ではなく「経営のメンテナンス」です。
1. 私たちの「Why(存在意義)」は十分に強いか?
会社の存在意義=Why は、数字を超えた「心の羅針盤」です。
しかし日常業務の忙しさの中で、いつの間にか薄れてしまうことがあります。
デール・カーネギー東京では、毎朝の「デイリーデール」で Vision・Mission・Values を確認します。
ただし、繰り返すだけでは意味が薄まるため、リーダーが「なぜこれを行うのか」を定期的に掘り下げることが重要です。
ミニサマリー: 使命は壁に掲げるものではなく、日々の行動で示すものです。
2. 「正しい人材」を「正しいポジション」に配置できているか?
日本では人口減少により採用難が深刻化しています。
「入れ替える」よりも「育てる」発想が必要です。
低パフォーマーの再教育だけでなく、トップ人材がさらに成果を上げられる環境づくりが求められます。
例えば、月500万円の売上を600万円に伸ばす方が、低層の倍増よりも企業全体へのインパクトは大きい。
ミニサマリー: 人材最適化とは、入れ替えではなく「成長支援」である。
3. 自分自身の成長に投資しているか?
「忙しく働いた」は成長の証ではありません。
リーダーは「学び・思考・実験」を通じて、自分の限界を押し広げる必要があります。
自問してみましょう:
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昨年、どんな新しい視点を得たか?
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どんな施策を試し、改善したか?
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自分は会社の成長スピードを上回ったか?
ミニサマリー: 組織の限界は、リーダー自身の成長速度で決まる。
要点整理
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年初は「目的・人・自己成長」を見直す絶好の機会。
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Why(存在意義)は、日々の言葉と行動で共有することが重要。
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採用難の時代には「人を育てる」戦略が鍵。
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リーダー自身の学びと変化が、組織成長の原動力となる。
今年こそ、リーダーとしての質を高めたい方へ。
デール・カーネギー東京のリーダーシップ研修・エグゼクティブ・コーチングで、
明確なビジョンと成長するチームを築きましょう。
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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。