リーダーシップ研修 — リーダーが忘れがちな16の原則(後編)|デール・カーネギー東京
経験豊富なリーダーであっても、成果を生み出す「基本原則」を忘れてしまうことがあります。数字や戦略に追われる現代こそ、リーダーの「人間力」が組織の命運を分けます。ここでは、忘れがちな原則の後半(8〜16)をご紹介します。
8. なぜ「他者への尊敬」がモチベーションの土台なのか?
リーダーの尊敬とは、甘やかすことではなく、人として価値を認めることです。平均的な社員にも敬意を示すことで、全体の士気が上がります。
まとめ: チームの80%にも尊敬を。そこに真の動機づけが生まれる。
9. なぜお金より「承認」が人を動かすのか?
ヘルツバーグの研究によると、給与は「衛生要因」にすぎません。人を動かすのは、認められ、感謝されること。日々の小さな賞賛が、最も強力なモチベーションになります。
まとめ: 認めることは最強のモチベーション戦略。
10. リーダーはミスを認めるべきか?
自信と謙虚さは両立します。ミスを認めることで信頼は深まります。完璧を装うのをやめれば、部下も挑戦を恐れなくなります。
まとめ: 弱さの共有が、信頼を生む。
11. 目標設定を「やる気が出る形」にするには?
明確で挑戦的、かつ達成可能な目標を立てましょう。感覚ではなくデータで管理することが、信頼されるリーダーの証です。
まとめ: 根拠のある目標設定が、成果への近道。
12. 混乱の中で「フォーカス」を保つには?
市場変動やパンデミックにも動じない軸を持つこと。日々の忙しさの中でも、長期視点(第Ⅱ領域)を確保する習慣を持ちましょう。
まとめ: フォーカスは「才能」ではなく「訓練」です。
13. 高いパフォーマンスは「働く」と「休む」のバランスから
働きすぎは短期的な成果をもたらしますが、長期的には健康と創造性を奪います。成功とはマラソンであり、短距離走ではありません。
まとめ: 健康こそ持続的成功の源泉。
14. 世界がネガティブでも「ポジティブ」でいられる理由
リーダーの役割は、希望を拡散すること。コロナ禍で痛感したように、前向きさはリーダーシップの筋力です。
まとめ: ポジティブとは、現実逃避ではなく前進の勇気。
15. 不安を抑え、エネルギーを高める4ステップ
①問題を定義する ②なぜ問題かを考える ③対策を挙げる ④最善策を選ぶ。思考を「心配」から「行動」に切り替えましょう。
まとめ: 明確さが不安を打ち消す。
16. 熱意はリーダーシップの「最大の武器」
熱意は伝染します。ネガティブな人から距離を置き、自分の情熱を守りましょう。希望を広げることが、真のリーダーの力です。
まとめ: 熱意があれば、困難は燃料になる。
要点整理
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尊敬・承認・謙虚さが人を動かす。
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バランスが持続的な成功を支える。
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危機の中こそフォーカスを保つ。
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熱意と前向きさがリーダーを輝かせる。
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