プレゼンにおける「本物らしさ」とエネルギーを両立させる方法 — デール・カーネギー東京
なぜ多くのビジネスリーダーは、プレゼンで“自分らしさ”を失ってしまうのか?
本来、プレゼンは自分のスタイルや人格を反映すべきものですが、多くの人が“プレゼンター役”を演じてしまい、本来の自分を封じてしまいます。リーダーシップの話では「本物らしさ(Authenticity)」が強調されるのに、プレゼンになるとその視点が消えてしまうのです。
ミニサマリー: プレゼンでこそ本物らしさが必要。
「本物らしさ」と「プロらしさ」はどう共存できるのか?
日常会話では声が小さくても問題ありませんが、ステージ上では責任が変わります。声量、明瞭さ、エネルギー、存在感が必要です。マイクがあっても扱いが下手だと機能しません。
本物らしさ=普段の自分ではなく、
本物らしさ=プロとしての自分です。
ミニサマリー: 自分らしさは“プロ仕様”で表現する必要がある。
低エネルギーのまま話すのは“本物らしさ”なのか?
「私はもともと低エネルギーだから」と言う人がいます。しかし、だからといって平坦で退屈なプレゼンが許されるわけではありません。聴衆は自信・熱意・信頼感を求めています。
低エネルギーで「本物らしい」よりも、
高い基準で「プロとして本物らしい」ほうが圧倒的に価値があります。
ミニサマリー: 本物らしさは低エネルギーの言い訳にはならない。
なぜ印象に残るプレゼンターと記憶に残らないプレゼンターがいるのか?
理由は明確です。
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スライドが綺麗
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構成が論理的
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声が明瞭
…といった“技術”だけでは、人の心には残りません。
印象に残るのは、技術に 個性・熱量・人間味 を加えられる人です。
ミニサマリー: 技術+個性が“記憶されるプレゼン”をつくる。
プレゼンで「面白さ」は必要か?危険か?
ユーモアは非常に難しく、ほとんどの人はプロの芸人のようにはできません。
しかし、面白さは必ずしも“笑わせること”ではありません。
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自然な振る舞い
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表情
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間
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ちょっとした癖
こうした“その人らしさ”が、結果的にエンターテイニングに映るのです。
ミニサマリー: 目指すべきは「芸人」ではなく「人間味」。
一流のプレゼンターは、どうやって“自分らしさ”と“プロらしさ”を両立させているのか?
成功するプレゼンターは次を満たします:
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スキルを持つ(声、構成、話し方)
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マインドセットを持つ(自信、熱量、聴衆目線)
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個性を出す(人間味・癖・自然さ)
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やりすぎない(過剰演技は逆効果)
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弱点を知り、補う(自分の限界を理解し、強みを伸ばす)
「本物の自分 × プロの技術」がプレゼンの品質を決定します。
ミニサマリー: “最良の自分”でステージに立つことが鍵。
要点整理
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プレゼンでも本物らしさは重要だが、プロとして表現することが必須
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低エネルギーのまま話すのは“本物らしさ”ではなく“言い訳”
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記憶に残るプレゼンは、技術に個性と熱量を掛け算したもの
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面白さとは「笑い」ではなく「人間味」の表出
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ステージ上では“普段の自分”ではなく“プロとしての自分”が求められる
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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。