新しい年に決意すべき「プレゼンターとしての7つの誓い」 ― 悪い癖を捨て、影響力のある話し手へ進化する方法 ―
新しい年も、同じ話し方のままで本当にいいのか?
年が変わるたびに、「今年こそは変わろう」と思います。
しかし多くの場合、私たちは過去の癖や惰性をそのまま引きずり、新しい年に静かにスライドしていきます。
カレンダーが変わるという“人工的な区切り”は、実は強力なチャンスです。
財務計画や予算は見直すのに、プレゼンテーション力を見直す人は驚くほど少ない。
今年は、そこを変えましょう。
ミニサマリー
年の変わり目は、話し手として再設計する絶好のタイミングです。
なぜプレゼンテーション力は計画に入らないのか?
多くの人は、
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プレゼンはその場対応
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経験を積めば自然に上達する
と考えています。
しかし実際には、意図的な改善をしない限り上達しません。
そこで、新しい年に向けて、話し手としての行動指針を明確にします。
ミニサマリー
プレゼン力は偶然ではなく、設計と決意で決まります。
誓い①:あらゆる登壇機会を探しにいく
上達の第一条件は、話す回数を増やすことです。
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登壇依頼を断らない
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話せるテーマを整理する
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講演者を探している団体に自分から連絡する
失うものは何もありません。
得られるのは、経験と存在感です。
ミニサマリー
登壇回数が、成長スピードを決めます。
誓い②:必ずリハーサルを行う
プレゼンテーションの鉄則は一つ。
「観客を練習台にしない」。
リハーサルにより、
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時間配分が整う
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内容の一貫性が高まる
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緊張がコントロールできる
準備は自信を生みます。
ミニサマリー
自信は才能ではなく、準備の量から生まれます。
誓い③:自分がプレゼンの主役になる
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ノートに支配されない
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動画やスライドに負けない
主役は、
あなたの顔・声・ジェスチャーです。
スライドは補助。
あなたが舞台を支配してください。
ミニサマリー
記憶に残るのはスライドではなく、話し手です。
誓い④:インターネットを会場から追い出す
冒頭で、聴衆の注意を完全に奪います。
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強烈なオープニング
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興味を引く問い
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関連性の高い短いストーリー
スマートフォンから手を離させることができなければ、あなたはネットと競争することになります。
ミニサマリー
最初の数分が、勝敗を決めます。
誓い⑤:すべての主張を「文脈」で包む
断定的な発言は、反発を生みます。
代わりに、
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背景
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データ
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証拠
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事例
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ストーリー
を積み重ねます。
大量の根拠に包まれた結論から、聴衆は逃げられません。
ミニサマリー
主張は単独で語らず、証拠の洪水で支えます。
誓い⑥:Q&A前後に2つのクロージングを用意する
質問は、話の流れを壊します。
だからこそ、
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Q&A前のまとめ
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Q&A後の最終クロージング
この2段構えが必要です。
最後に残るメッセージは、あなたが選ぶ。
ミニサマリー
クロージングは、主導権を取り戻す技術です。
誓い⑦:フィードバックを構造化する
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動画で自分を見る
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信頼できる人に聞く
ただし質問は具体的に。
❌「どうだった?」
⭕「良かった点は? 次に良くするには?」
批評ではなく、改善の材料を集めます。
ミニサマリー
成長する人は、フィードバックの取り方が違います。
なぜ基本に立ち返ることが最短ルートなのか?
ここで挙げた7つは、
難しいことではありません。
必要なのは、
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時間配分
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意識
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本気で上達したいという覚悟
二流の話し手で終わるか、影響力を持つ存在になるか。
選ぶのはあなたです。
ミニサマリー
基本を徹底する人が、最終的に抜け出します。
要点整理
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新年はプレゼン力を再設計する好機
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登壇回数と準備量が影響力を決める
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主張は文脈と証拠で守る
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クロージングとフィードバックが成長を加速する
プレゼンテーション力は、 影響力・信頼・リーダーシップを一気に引き上げます。
今年こそ、話し手として本気で変わりたい方へ。
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