初めて管理職になったあなたへ──「プレイヤー兼リーダー」が必ず陥るダンジャーゾーンの正体
昇進、おめでとうございます。
能力と将来性を認められ、あなたは初めてのリーダー職に就きました。
しかし、ここからが本当の試練です。
多くの新任リーダーは、「自分はちゃんと頑張っているのに、なぜ結果が出ないのか?」という疑問を抱えながら、静かに失敗していきます。
Q1:なぜ新任リーダーは「プレイヤー兼任」になりやすいのか?
多くの日本企業では、新任リーダーは
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完全に現場を離れない
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自分の顧客を持ち続ける
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売上や成果も求められる
つまり、プレイヤー兼リーダーです。
最大の難問は、「自分でやる」ことと「人にやらせる」ことのバランスです。
ミニサマリー
新任リーダーの失敗は、役割混同から始まります。
Q2:昇進直後、チーム内で何が起きているのか?
元同僚は、必ずしも祝福してくれるとは限りません。
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嫉妬
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傷ついた自尊心
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静かな抵抗
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水面下の足の引っ張り合い
中には、「成果を下げて新しい上司の評価を落とそう」と冷静に計算する人もいます。
ミニサマリー
昇進は、人間関係の再編を引き起こします。
Q3:なぜ新任リーダーは「自分の仕事」に逃げるのか?
混乱が起きると、多くの新任リーダーはこう考えます。
「自分でやった方が早い」「成果は自分が一番コントロールできる」
その結果、
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自分の顧客対応に没頭
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承認業務・勤怠管理・報告書に追われる
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チームを導かない
リーダーでありながら、リードしていない状態に陥ります。
ミニサマリー
忙しさは、リーダーから「育成」を奪います。
Q4:リーダーの本当の仕事とは何か?
リーダーの仕事は、実はとてもシンプルです。
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戦略を示す
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文化をつくる
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仕組みを回す(期限・予算・品質)
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人を育てる
現場で成果を出すことではありません。
ミニサマリー
リーダーの成果は、「チームの成果」です。
Q5:新任リーダーに最も欠けているものは何か?
多くの新任リーダーは、過去の成功体験に頼ります。
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昔うまくいったやり方
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専門スキル
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個人能力
しかし、
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市場は変わる
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仕事の要求は変わる
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役割は完全に別物
にもかかわらず、学び直しに時間を使っていないケースが非常に多いのです。
ミニサマリー
過去の成功は、未来の保証ではありません。
Q6:なぜリーダーは「長期視点」を持てないのか?
リーダーには長期視点が求められます。
しかし現実は、
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部下は短期志向
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上司も短期成果を要求
板挟みの中で、新任リーダーは目の前の数字処理係になりがちです。
その結果、育成・戦略・改善が後回しになります。
ミニサマリー
短期成果に追われると、長期成果を失います。
Q7:なぜ「人を動かす力」は評価されずに昇進するのか?
多くの新任リーダーは、
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優秀な営業
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優秀な技術者
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優秀な専門職
として選ばれます。
しかし、
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影響力
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説得力
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人間関係力
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話す力
は、昇進基準に含まれていないことが多いのです。
ミニサマリー
選ばれた理由と、求められる役割は違います。
Q8:なぜ新任リーダーは3年で消えるのか?
育成をせず、自分が背負い続けると、
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要求水準が上がる
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自分一人では限界
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チームは育っていない
このギャップが拡大します。
結果、「期待外れ」の烙印を押され、交代。
そして同じサイクルが繰り返されます。
ミニサマリー
人を育てないリーダーは、必ず限界を迎えます。
Q9:ダンジャーゾーンとは何か?
会社に任せきりで、自分の成長に投資しない状態。
これがダンジャーゾーンです。
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会社が何とかしてくれる
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自分は忙しいから仕方ない
そう思った瞬間、転落が始まります。
ミニサマリー
リーダーのキャリアは、自分で守るものです。
要点整理
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新任リーダーの役割は「やる人」ではなく「育てる人」
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プレイヤー兼任は一時的な状態にすべき
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学び直しとマインドセット転換が不可欠
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投資しないリーダーはダンジャーゾーンに入る
新任リーダーのあなたへ。
「今週、私は“自分の仕事”ではなく“人を育てる仕事”に何時間使っただろうか?」
その答えが、あなたの未来を決めます。
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