リーダーシップだけでは不十分──日本の管理職が直視すべき「3つの必須スキル」
なぜ多くのリーダーは苦戦しているのか?
日本の多くのリーダーは、
リーダーになるための訓練をほとんど受けていません。
典型的なのはこのパターンです。
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忙しく、時間のない上司の背中を見て学ぶ
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正式な教育はOJT(On The Job Training)頼み
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体系的なリーダー育成は後回し
かつてOJTは機能しました。
しかし、ビジネスがここまで複雑化した今、その賞味期限は完全に切れています。
Q1:なぜOJTだけではリーダーは育たないのか?
現代のビジネス環境は、
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テクノロジーが急速に進化
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情報量は爆発
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若い世代の価値観は大きく変化
しています。
それにもかかわらず、
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見よう見まね
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経験依存
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属人的な学習
でリーダーを育てようとするのは、無謀に近いと言えます。
ミニサマリー
複雑な時代に、偶然の学習は通用しません。
Q2:リーダーに本当に必要なスキルとは何か?
リーダーに必要な中核スキルは、3つの円(サークル)で表せます。
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リードする力(Leading)
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売る力(Selling)
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伝える力(Presenting)
多くのリーダーは、①だけで十分だと思っています。
それが最大の誤解です。
Q3:なぜリーダーに「営業力」が必要なのか?
「私はCFO出身だから」
「研究者上がりだから」
「営業はやったことがないから」
──すべて言い訳です。
リーダーとは、
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方針を決め
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周囲を納得させ
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ついて来てもらう
影響力の仕事です。
つまり、全てのリーダーは“営業職”なのです。
ミニサマリー
リーダーは、方向性を売っている。
Q4:「セールス=押し売り」という誤解
優れた営業は、決して「話す」仕事ではありません。
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質問する
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聞く
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相手に気づかせる
「Selling is not telling(売るとは、語ることではない)」
リーダーも同じです。
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自分の考えを押し付けるのではなく
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質問で考えさせ
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納得してもらう
これができなければ、従わせることはできても、動機づけはできません。
Q5:服従とエンゲージメントの決定的な違い
リーダーは、
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権限
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肩書
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威圧
で「言うことを聞かせる」ことができます。
しかし、それはエンゲージメントではありません。
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自発性
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責任感
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粘り強さ
は生まれません。
人が本気で動くのは、自分にとって意味があると理解した時です。
Q6:ここで必要になるのが「プレゼンテーション力」
プレゼン力とは、スライドを上手に作ることではありません。
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相手の恐れを理解する
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欲求を言語化する
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複雑な話をシンプルに伝える
これができなければ、
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メッセージは伝わらず
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熱量は上がらず
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ビジョンは空回り
します。
ミニサマリー
伝え方が下手なビジョンは、存在しないのと同じ。
Q7:なぜ多くのリーダーは話す力から逃げるのか?
理由はシンプルです。
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苦手
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怖い
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評価されるのが嫌
そこで出てくるのが、この常套句。
「話がうまい人は中身がない」
これは、自己防衛のための幻想です。
現実には、
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優れたリーダーほど
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優れたコミュニケーター
です。
Q8:3つの円が揃わないリーダーの末路
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リーダーシップだけ
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営業力なし
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話す力なし
この状態は、肩書にぶら下がっているだけの“疑似リーダー”です。
最初は誤魔化せます。
しかし、必ず露呈します。
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人がついてこない
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結果が出ない
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信頼を失う
そしてキャリアは、自己幻想の岩礁に打ち砕かれます。
Q9:では、どうすべきか?
答えは明確です。
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現実を直視する
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足りないスキルを認める
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学びに行く
逃げる理由は、もうありません。
真のリーダーとは、3つすべての円を磨き続ける人です。
要点整理
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日本の多くのリーダーは訓練不足
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OJTだけでは現代のリーダーは育たない
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リーダーには「導く・売る・伝える」力が必要
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営業力とプレゼン力は不可欠
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逃げ続けるリーダーは必ず行き詰まる
今、自分に問いかけてください。 「私は3つの円をすべて持っているだろうか?」
もし答えが「NO」なら、それは成長のスタート地点です。
逃げるのは終わりにしましょう。
本物のリーダーになる準備は、今からでも遅くありません。
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