成果を出し続けるリーダーの条件とは?―「他者重視」と「戦略性」で組織を前進させる方法
リーダーとして昇進した理由は、自分が優秀だったから かもしれません。
しかし今、問われているのは別の能力です。
他者を動かし、組織として成果を出せているか?
本稿では、リーダーシップ能力の後半戦として「他者重視(Others-Focused)」と「戦略性(Strategic)」を掘り下げます。
【前半】他者重視(Others-Focused)の5つの要点
Q1:リーダーはどうすれば人を鼓舞できるのか?(Inspiring)
もはや、
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上司が一番物知り
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答えは常に上にある
という時代ではありません。
今のリーダーに求められるのは、模範と対話によるインスピレーション です。
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行動で示しているか
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言葉で意味づけできているか
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意図的・継続的にやっているか
ミニサマリー
👉 鼓舞は才能ではなく、設計された行動である。
Q2:なぜ「部下育成」がリーダーの必須条件になったのか?(Develops Others)
かつては、「自分のキャリアは自分で切り開け」が当たり前でした。
しかし現在は、
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業務の高度化
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変化スピードの加速
により、育成なしでは組織が回らない 時代です。
優れたリーダーはリーダーを量産できるリーダー です。
それが評価されると、より大きな裁量が与えられます。
ミニサマリー
👉 出世する人は、後継者を作れる人。
Q3:組織内政治はなぜ組織を弱くするのか?(Positively Influences Others)
社内で起きがちな問題があります。
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派閥争い
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内部抗争
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ごますり・迎合
これらはすべて、組織のエネルギーを内向きに浪費 させます。
リーダーがやるべきことは一つ。
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内輪の争いに加担しない
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外の競争相手に集中する
ミニサマリー
👉 リーダーの姿勢が、組織の空気を決める。
Q4:なぜ昇進後にコミュニケーションで躓くのか?(Effectively Communicates)
個人で成果を出す力と、チームを動かす力は別物 です。
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専門用語を話せる ≠ 伝えられる
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正しい ≠ 人が動く
リーダーの仕事は、人を前に進めるメッセージを届けること。
ミニサマリー
👉 昇進後に必要なのは「伝達力」ではなく「推進力」。
Q5:正しい方向を示すことは、なぜ難しいのか?(Providing Direction)
方向性の提示は簡単そうに見えます。
しかし現実は、
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不確実
-
複雑
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正解が後でしか分からない
世界です。
重要なのは、修正できる勇気 と 自分の正しさを疑う力。
ミニサマリー
👉 方向性は「当てる」より「修正できる」ことが重要。
【後半】戦略性(Strategic)の3つの要点
Q6:なぜイノベーションは個人では生まれないのか?(Innovative)
本当に革新的な人材は稀です。
だからこそ、
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一人のひらめきに頼らない
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チーム全体の発想力を引き出す
ことが重要になります。
鍵は、アイデアを出す仕組みを作れるか どうか。
ミニサマリー
👉 イノベーションは才能ではなく、集合知の設計。
Q7:リーダーはどのレベルの問題に関与すべきか?(Solves Problems)
もしあなたが、
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小さな問題に追われ
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常に火消し役
になっているなら、それは ポジショニングの失敗 です。
リーダーは、
戦略レベルの課題 に集中すべき存在です。
ミニサマリー
👉 忙しすぎるリーダーは、役割を誤っている。
Q8:権限を手放せないリーダーが成長できない理由(Uses Authority Appropriately)
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すべて自分で決めたい
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すべて把握していたい
これは安心感の裏返しです。
しかし育成には、委譲と失敗の許容 が不可欠。
後継者を増やせる人だけが、さらに上へ行けます。
ミニサマリー
👉 権限委譲は、次の昇進への投資。
要点整理
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他者重視のリーダーは、人を育てて成果を出す
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組織内政治より、外の競争に集中する
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戦略的リーダーは、考えるべきレベルを間違えない
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権限委譲ができる人だけが、さらに上に行ける
リーダー個人の能力から、組織として成果を出すリーダーシップ へ。
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