なぜ人はあなたについてこないのか?― 本当に必要なリーダーシップ4領域【自己認識とアカウンタビリティ】
リーダーになるのは簡単です。 肩書き、権限、予算、決裁権が与えられます。
しかし――
人を従わせることと、人が自発的についてくることは全く別物 です。
多くの人が「仕事ができた」から昇進します。
しかし、それはリーダーとして成功できる証拠ではありません。
Q1:なぜ「仕事ができる人」はリーダーとして苦労するのか?
優秀な個人プレイヤーが、
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伝えられない
-
育てられない
-
鼓舞できない
という壁にぶつかるのは珍しくありません。
スポーツでも、名選手=名監督 ではないのと同じです。
リーダーシップは、まったく別のスキルセット なのです。
ミニサマリー
👉 昇進理由と、リーダーとしての成功条件は一致しない。
リーダーに必要な4つの中核領域とは?
優れたリーダーに共通する能力は、大きく4つに整理できます。
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自己認識(Self-Aware)
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説明責任(Accountable)
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他者重視(Others-Focused)
-
戦略性(Strategic)
本記事(Part 1)では、最初の2つを扱います。
【前半】自己認識(Self-Aware)の4つの要素
Q2:リーダーはなぜ「自分で考える力」が必要なのか?(Self-Directed)
助言を求めることは重要です。
しかし、常に他人の意見待ちの人はフォロワー です。
リーダーには、
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自分なりの北極星(True North)
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進む理由の理解
-
前進し続ける意志
が必要です。
ミニサマリー
👉 方向性を持てない人は、導けない。
Q3:なぜ自己管理できない人はリーダーになれないのか?(Self-Regulated)
リーダーには、
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時間
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感情
-
集中力
を制御する能力が求められます。
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目新しい話題に飛びつかない
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怒りを撒き散らさない
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限られた資源を浪費しない
「やらないことを決める力」も、重要な意思決定です。
ミニサマリー
👉 自制心のないリーダーは、組織を疲弊させる。
Q4:なぜ多くのリーダーは成長を止めてしまうのか?(Develops Self)
忙しさを理由に、「仕事“で”頑張るが、仕事“を”見直さない」リーダーは少なくありません。
しかし、
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テクノロジー
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社会
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組織
は待ってくれません。
学びを止めた瞬間、リーダーとしての賞味期限は切れ始めます。
ミニサマリー
👉 自己成長は任意ではなく、必須。
Q5:自信と慢心の違いはどこにあるのか?(Confident)
昇進前は「分かっているつもり」。
昇進後は「分かっていないことが分かる」。
ここで多くの人がインポスター症候群 に直面します。
唯一の解決策は、継続的な自己研鑽 です。
ミニサマリー
👉 本物の自信は、学び続けることで生まれる。
【後半】説明責任(Accountable)の4つの要素
Q6:リーダーとしての「有能さ」とは何か?(Competent)
専門知識があったから昇進した――
それは過去の話です。
今、問われているのは、
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人を動かせるか
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説得できるか
-
異なるタイプを導けるか
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荒波の中で方向を示せるか
これは学ばなければ身につかない能力です。
ミニサマリー
👉 リーダー能力は自然発生しない。
Q7:部下から見て、あなたは本当に誠実か?(Honesty & Integrity)
「正しいことを言う」ことと、「正しい理由で行動する」ことは別 です。
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部下を自分の昇進の道具にしていないか
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きれいごとと本音が乖離していないか
誠実さとは、誰も見ていない時の思考と行動 に表れます。
ミニサマリー
👉 誠実さは、演じるものではない。
Q8:目標管理は、なぜ形骸化しやすいのか?(Manages Progress)
目標はあります。
でも、
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意味は共有されているか
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計画は現実的か
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人は本気で関与しているか
それとも、怒鳴るだけの海賊船長 になっていませんか?
ミニサマリー
👉 目標は、理解と共感がなければ動かない。
Q9:良い意思決定は、どうやって生まれるのか?(Makes Effective Decisions)
意思決定の瞬間に、
正解は分かりません。
重要なのは、
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多様な意見を取り込んだか
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権力で黙らせていないか
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失敗時に修正できるか
プライドが、全員を崖から全力疾走させていないか自問が必要です。
ミニサマリー
👉 意思決定は「正しさ」より「修正力」。
要点整理
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リーダーになるのは簡単、ついて来てもらうのは難しい
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自己認識と説明責任が、信頼の土台
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リーダー能力は学習によってのみ高まる
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権限ではなく、影響力が人を動かす
「肩書きのリーダー」から 人がついてくるリーダー へ。
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