リーダーシップ

多様な人材を率いるグローバルリーダーシップとは?――en world リージョナルディレクターが実践する人材マネジメント

多国籍・多世代の社員を、どのように惹きつけ、育成し、定着させていくべきか?

グローバル企業におけるリーダーシップの成否は、「人材の採用」と「エンゲージメント設計」によって大きく左右されます。

Q1. 日本でキャリアを築き、グローバル組織を率いるリーダーとは?

どのような経験が、今のリーダーシップを形作っているのか?

Vijay Deol氏は、もともと京都の地方で英語教師として来日しました。その後、グローバル人材紹介会社 en world に入社し、8年間でセールスディレクターに昇進。さらに外資系英国系人材紹介会社の日本法人社長として、社員1名から約30名規模まで事業を成長させました。

2017年に再び en world に復帰し、現在は日本・オーストラリア・シンガポールの3拠点、約350名の社員を統括しています。

ミニサマリー
多様なキャリアとゼロからの組織構築経験が、実践的なグローバルリーダーシップの基盤となっています。

Q2. 大規模・多様なチームを率いるために、何を最も重視しているのか?

ビジョンは、どのように日常の行動へ落とし込まれているのか?

Deol氏は、en world のビジョンである「入社後就活(nyuushago shuukatsu)― Enabling Success」を、単なるスローガンではなく、日々のマネジメントに落とし込んでいます。

特に重視しているのは以下の3点です。

  • 適切な人材を採用すること

  • 継続的な改善(Continuous Improvement)

  • アクティブ・リスニング(積極的傾聴)

ミニサマリー
ビジョンを「語る」だけでなく、「行動で示す」ことが組織文化をつくります。

Q3. 社員の創造性と心理的安全性を、どう高めているのか?

失敗を恐れない文化は、どのように生まれるのか?

Deol氏は、自らの失敗を全社会議で率直に共有します。
これは、社員に対して「失敗しても挑戦してよい」という明確なメッセージを送るためです。

さらに、

  • 定期的な1on1ミーティング

  • ライブ型エンゲージメントサーベイ

  • キャリア開発の機会提供

を通じて、社員一人ひとりの期待や不安を把握しています。

ミニサマリー
リーダーの姿勢が、社員の心理的安全性と創造性を左右します。

Q4. 学習と成長を、どのように組織に組み込んでいるのか?

人材育成はコストか、投資か?

en world では、LinkedIn Learning を全社員向けに導入し、無料でオンライン学習ができる環境を整えています。
また、競合他社のIR情報をベンチマークとして分析し、業界トレンドを常に把握しています。

ミニサマリー
学習機会を制度化することで、成長意欲と組織競争力が高まります。

Q5. ミレニアル世代・Z世代のモチベーションは、何で決まるのか?

若手人材は、何を求めているのか?

Deol氏は次のように語ります。

「ミレニアル世代やZ世代にとって最優先事項は、学び・成長・自律性、そして柔軟な働き方です。」

これらを満たすことで、モチベーション・満足度・定着率のすべてが向上するといいます。

ミニサマリー
世代ごとの価値観理解が、エンゲージメント設計の鍵となります。

要点整理

  • グローバルリーダーシップは「経験×自己開示」で磨かれる

  • 心理的安全性は、リーダーの行動から生まれる

  • 学習機会の提供は、人材定着と競争力を高める

  • 若手世代は「成長・自律・柔軟性」を最重視している

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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。

東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

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