多文化チームを成功に導くリーダーシップとは?――Custom Media 創業者が語る日本の多様性経営
日本で多国籍・多文化チームをまとめ、創造性と成果を両立させるには何が必要なのか?
人材確保がますます難しくなる日本市場において、「多様性をどう強みに変えるか」は経営者にとって避けて通れないテーマです。
Q1. グローバルなキャリアを持つ起業家は、どのように誕生したのか?
異業種・海外経験は、経営にどう活きているのか?
Robert Heldt氏は、受賞歴を誇るバイリンガル・メディアエージェンシー Custom Media の創業者兼社長です。
彼のキャリアは日本ではなく、モルディブのホスピタリティ業界からスタートしました。
異文化環境で培ったサービス精神と柔軟性が、その後の日本での起業・組織運営の基盤となっています。
ミニサマリー
異文化・異業種経験は、多様性を理解するリーダーシップの土台になります。
Q2. 創業初期の困難を、どのように乗り越えたのか?
逆風の中で、何が成長の転機となったのか?
2008年に設立された Custom Media は、創業直後にリーマンショックという大きな逆風に直面しました。
しかし、その後、
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バイリンガル・ライフスタイル&トラベル誌 WITHIM
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在日英国商工会議所の公式誌 BCCJ Acumen
を立ち上げ、事業は軌道に乗ります。BCCJ Acumen は近年、創刊10周年を迎えました。
ミニサマリー
危機の中でも「独自性のある価値提供」が成長の突破口となります。
Q3. なぜ「多文化チームの採用と定着」は難しいのか?
日本の労働市場ならではの課題とは?
当初3〜5名の少数精鋭チームからスタートした Custom Media ですが、Heldt氏は、
多国籍人材の採用・定着が現在の日本では非常に難しいと語ります。
特に課題となるのは、
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文化的背景の違い
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コミュニケーションのニュアンス
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働き方・価値観の多様性
一方で、彼は「この多様性こそが、創造性の源泉である」とも強調します。
ミニサマリー
多様性は扱いにくい反面、競争優位の源にもなります。
Q4. 多様性を「創造力」に変えるリーダーの条件とは?
リーダーは、どんな姿勢を持つべきなのか?
Heldt氏が重視しているのは、
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柔軟性
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忍耐力
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パーソナル・ポジティビティ
そして何よりも「傾聴」です。
「年齢や役職に関係なく、誰もが意見やアイデアを共有できる環境をつくることが、チームの納得感とエンゲージメントを生みます。」
ミニサマリー
聞く力が、組織の心理的安全性と主体性を育てます。
Q5. 失敗を許容する文化は、なぜ重要なのか?
成果につながる「透明性」とは?
Custom Media では、
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ミスをオープンに議論する
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努力を正当に評価する
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キャリア成長の機会をインセンティブとして提供する
といった仕組みを通じて、透明性と目的意識の高いチームづくりを行っています。
Heldt氏は、こうした環境こそが、社員のエンゲージメントと帰属意識を高めると考えています。
ミニサマリー
失敗を共有できる文化が、挑戦と成長を加速させます。
要点整理
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多文化チームは「創造性の源泉」になり得る
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傾聴と柔軟性が、多様性マネジメントの核心
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失敗を許容する文化が、挑戦を促す
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目的意識と成長機会が、人材定着を支える
多様な人材が活躍する組織づくりを、次のステージへ。
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