組織の成果を左右するリーダーの本当の仕事とは
完璧なリーダーである必要はあるのか?
「自分は完璧なリーダーだ」と言える人はほとんどいません。実際、リーダーシップとは完成形ではなく、常に磨き続ける“旅”です。重要なのは「率いること」よりも、「人がついてくる状態をどう作るか」です。
ミニサマリー:リーダーの価値は肩書きではなく、周囲の行動変化で決まります。
なぜ同じ条件でも、リーダー次第で成果がここまで変わるのか?
同じ業界、同じ市場、同じ社員、同じテクノロジー、同じ資本条件であっても、結果が大きく変わる企業があります。その違いを生む最大の要因が「リーダー」です。
新しいリーダーが着任すると、組織は好転することがあります。明確なビジョン・ミッション・バリューを打ち出し、人と仕組みを整え、行動と思考を変えていくからです。
しかし、その後任がそれを軽視すると、短期間で組織は崩れ始めます。社内政治や迎合主義が蔓延し、成果は急降下します。
ミニサマリー:リーダーは組織文化と成果の“最大の変数”です。
リーダーは何に時間を使うべきなのか?
多くのリーダーは「緊急かつ重要」な仕事に追われ続けています。火消し、会議、問題対応に忙殺され、本来の役割を見失いがちです。
これは「ビジネスの中で働いている」状態であり、「ビジネスの上で働いている」状態ではありません。
ミニサマリー:忙しさは成果の証明ではありません。優先順位こそがリーダーの力量です。
リーダーの仕事は、実はこの3つしかない
リーダーの本質的な仕事は、次の3つに集約されます。
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組織の進む方向を明確に示すこと
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適切な人材を、適切な場所に配置すること
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人の能力を継続的に成長させること
多くの組織では、ビジョンやバリューが壁に貼られているだけで、社員が覚えていません。覚えられないものは、行動に反映されません。
リーダーは何度でも、何度でも語り続ける必要があります。
ミニサマリー:伝え続けることに疲れるのは、リーダーの正しい状態です。
ビジョン・バリューを「行動」に変えるには?
抽象的な言葉を、日常の行動に落とし込むには、現場の当事者意識が不可欠です。
各チームに「どうすれば日々の仕事で体現できるか」を考えさせ、儀式・習慣・判断基準に組み込ませましょう。
人は「やらされたこと」ではなく、「自分で決めたこと」を実行します。
ミニサマリー:所有感(オーナーシップ)がなければ、理念は機能しません。
日本で「良い人材」を採用・定着させる難しさとは?
現在の日本では、求職者1人に対して約1.6の求人があります。優秀な人材(Aプレイヤー)は希少で、かつ高騰しています。
内定承諾後に辞退されることも、もはや珍しくありません。
この環境下で重要なのは、採用と定着を人事任せにしないことです。
リーダー自らが採用に関与し、成長機会(挑戦的な仕事、コーチング、研修、メンタリング)を提供することが不可欠です。
ミニサマリー:採用と育成は、中核リーダーシップスキルです。
要点整理
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組織成果の差は、リーダーの違いから生まれる
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リーダーの本質的な仕事は「方向性・人材配置・育成」の3つ
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ビジョンは語り続け、行動に落とし込んで初めて意味を持つ
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採用・定着・育成は、リーダー自身の責任である
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デール・カーネギー・トレーニングについて
デール・カーネギー・トレーニング は、1912年に米国で創設され、100年以上にわたりリーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEI研修を世界中で提供してきました。
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