IWWCW思考で変える|企業の「リスク回避」を突破する4/64習慣術
年始の目標が続かないのは、意志が弱いからではないのか?
年明けは、振り返りと目標設定の季節です。仕事から少し距離を置き、「この先数年、どうなりたいか」を考える時間が生まれます。
ところが現実は、同じことを毎年言い、毎年やめてしまう——。これは意志ではなく、設計の問題です。日本企業・外資系企業を問わず、忙しさが戻れば元の習慣に引き戻されます。
ミニサマリー:続かない原因は根性不足ではなく、習慣設計が“大きすぎる”ことにあります。
IWWCWとは何か?なぜ日本のリーダーシップに効くのか?
IWWCW = “In What Way Can We?”(どうすればできる?)
これは、コンフォートゾーンの奥に潜りがちな人を引き出す「問い」です。問題が起きても、敗北する必要はありません。
特に日本は、世界でも屈指のリスク回避文化があると言われがちです。周囲が「無理だ」「前例がない」と言っても、他人の限界に引きずられる必要はありません。IWWCW思考は、否定や悲観が渦巻く環境でも、前進する選択肢を生み出します。
ミニサマリー:IWWCWは、否定を突破する“問いの習慣”であり、日本の停滞感に強く効きます。
なぜ「大きな変化」ほど失敗しやすいのか?
「今年こそ大改革!」——気合いは大切ですが、過去の実績が語る通り、最初の“スパート”は続きません。
1月のジムが3月に空く現象と同じで、組織でも「第1四半期の大改革」が「第3四半期に霧散」しがちです。行動変容は、短期決戦ではなく、持続プログラムです。
ミニサマリー:大きな変化は“最初だけ”になりやすい。勝ち筋は、持続できる小ささにあります。
4/64とは?パレートの次のレベルで成果を出す方法は?
パレートの法則は「20%の努力が80%の成果を生む」。
これをさらに絞る発想が 4/64 です。つまり、4%の努力で64%の成果を取りに行く。
重要なのは、「全部やる」ではなく、最小の一撃を見つけること。何も変えないより、64%でも十分に大きい。まずは4%の“ひと口”から始めます。
ミニサマリー:4/64は“最小努力で最大インパクト”を狙う、現実的な成果設計です。
仕事での「4%」は具体的に何を指すのか?
IWWCW × 4/64で、次のような4%を探します。
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今の業務システムを4%だけ変えて、64%のムダを削る(入力項目削減、承認フロー短縮、会議の固定議題の廃止など)
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コストを4%削って、64%の効率を取り戻す(外注の見直し、不要なツール統合)
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人材育成へのピンポイント投資(リーダーシップ研修/営業研修/プレゼンテーション研修/エグゼクティブ・コーチングで生産性を底上げ)
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自分の時間を4%だけ、重要機能の監督に回す(重点顧客、品質、採用、育成のレビューに固定枠を作る)
日本企業でも外資系企業でも、「全部を変える」より「4%を決め打ち」した方が現場は動きやすいのが実情です。
ミニサマリー:仕事の4%は“仕組み・コスト・育成・監督”の一点突破で作れます。
個人の成長を4/64で進めるには?(読書・健康・運動)
読書:まずは1日5ページ
最初は 5ページ/日 で十分です。読みたい領域を決め、未読の本棚から“4%本”を一冊選ぶ。習慣が固まったら 10ページ/日 に上げる。
結果として、月1冊ペース→年12冊。過去10年より前進、という人も多いはずです。
ミニサマリー:読書は速度ではなく“継続率”が勝負。5ページから始めるのが最短ルートです。
健康:4%の摂取減で64%を狙う
「腹回りと戦う」なら、戦略的に。
アルコールや食事を“根性で断つ”のではなく、4%だけ減らす選択から。選択①が定着したら選択②へ。
ミニサマリー:健康は一発の宣言ではなく、4%の選択を積み上げるゲームです。
ウォーキング/ラン:近くの坂で短時間高負荷
遠くへ行くより、近い坂で短時間集中。慣れたら距離を伸ばす。時間を計測し、改善を見える化する。
ミニサマリー:運動は“近く・短く・濃く”から。記録が継続を支えます。
ジム/プール:効く4%メニューだけやる
成果が出やすい“4%種目”を選び、セットや回数を増やす。伸びたら次の4%を追加。
ミニサマリー:種目を増やす前に、効く種目を増やす。これが4/64です。
行動が続く人は何をしているのか?答えは「測ること」
私たちは知っているのに、やりません。だから今年は、短期成果ではなく行動の変化を狙います。
合言葉は “水が岩を削る(Water on Rock)”。問題は一撃で倒すのではなく、時間を味方にして摩耗させる。
ミニサマリー:測定・記録・レビューが、行動変容を“現実の結果”に変えます。
実行プラン
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小さく始めて、徐々に拡大する
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4%ポイント(四パーセンター)を特定して着手
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「クラッシュ(無謀)」も「クラッシュスルー(勢い任せ)」もしない
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測定して、記録して、進捗を追う
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IWWCW(どうすればできる?)で問題解決する
要点整理
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IWWCWは「どうすればできる?」で思考のブレーキを外す
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大改革より、4%の習慣で64%の成果を狙う方が続く
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仕事は“仕組み・育成・監督”の一点突破が効く
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継続の鍵は「測る」「記録する」「レビューする」
組織の変革を“リーダーの掛け声”で終わらせず、現場に定着させたい方へ。
IWWCW × 4/64を、御社の状況に合わせて設計します。
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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。