リーダーは生まれるのではなく育つ|磨くべき4つのリーダーシップ習慣
リーダーシップは才能なのか、それとも鍛えられるものなのか?
確かに、声が大きく、自己主張が強く、カリスマ性のある人が自然とリーダーの座に就くことはあります。しかし、多くの人にとってリーダーシップは、生まれ持った資質ではなく、現場の厳しい現実の中で学び取るスキルです。
競争は激しく、結果への要求は容赦なく、失敗はすぐに露呈します。
その中で私たちは、仕事を通じてリーダーとして鍛えられていきます。
ミニサマリー:リーダーは天性ではなく、経験と学習によって形成されます。
ピーターの法則が示す、昇進の落とし穴とは?
1969年にローレンス・J・ピーターとレイモンド・ハルが著した
The Peter Principle(ピーターの法則) では、人は組織の中で「自分が無能になるレベルまで昇進する」と述べられています。
つまり、仕事の要求が能力を上回る地点まで昇進してしまうということです。
しかし、これは“そこで終わる”という意味ではありません。
意識的に学び、行動すれば、到達点を高く引き上げることは可能です。
ミニサマリー:限界は固定ではなく、引き上げることができます。
① マネジャーとリーダーの違いを理解しているか?
マネジャーは、プロセスを管理します。
-
納期
-
予算
-
品質
-
効率
一方、リーダーはそれに加えて、
-
WHY(なぜやるのか)を語り
-
方向性を示し
-
人を育てる
プロセスに忙殺されると、人材育成が後回しになります。
しかし、自分の仕事を引き継げる人がいなければ、あなたは次に進めません。
後継者を育てることを恐れる必要はありません。
「人を育てられる人」こそ、組織から次のステージを任されます。
ミニサマリー:自分の代わりを育てる人が、さらに上へ進めます。
② 仕事の「中」だけでなく「上」で働いているか?
斧で木を切ると、刃はすぐに鈍ります。
刃を研がなければ、切る作業は次第に“殴る作業”になります。
仕事も同じです。
忙しさに流され続けると、生産性は落ち、思考は鈍ります。
だからこそ必要なのが、第Ⅱ領域(重要だが緊急でない) の時間です。
-
リーダーシップを学ぶ
-
ビジネスを考える
-
計画し、戦略を練る
2020年は、自分とのアポイントをスケジュールに入れ、その時間を顧客との約束と同じくらい厳守しましょう。
ミニサマリー:考える時間は、成果を生むための投資です。
③ 部下に仕事を委譲しているか?
委譲は一石二鳥です。
-
次世代リーダーの育成
-
自分の第Ⅱ領域時間の確保
上位層が昇進候補を見るとき、「安全に任せられるか」を見ています。
しかし、その経験は、今の仕事を委譲しなければ得られません。
「上司の仕事を経験できる」と伝えれば、部下は前向きに引き受けます。
押し付けではなく、成長機会として提示することが重要です。
ミニサマリー:委譲は、信頼と育成の最短ルートです。
④ WHYを語り続けているか?
一度説明すれば伝わった——これは幻想です。
人は一度では、理解も、共感も、行動変容もしません。
WHYは、
-
意思決定
-
戦略
-
日々の行動
の中心に置かれなければなりません。
あなた自身が聞き飽きるほど語って、ようやく組織に浸透します。
ミニサマリー:WHYは“しつこさ”で文化になります。
新しい年は、新しい思考のチャンス
新年は、思考を更新する絶好の機会です。
過去数年で自分を縛ってきた思い込みから離れ、「何を望み、どう到達するのか」を明確にしましょう。
2020年は、Aゲームで臨みましょう。
リーダーとしての人生は、確実に楽になります。
要点整理
-
リーダーは生まれるのではなく、鍛えられる
-
マネジメントとリーダーシップは別スキル
-
第Ⅱ領域の時間が成長を生む
-
委譲とWHYの反復が組織を強くする
リーダーとして次のステージを目指す方へ。
自分・チーム・組織を同時に成長させる設計を、一緒に行いませんか。
👉デール・カーネギー・東京に、リーダーシップ研修/エグゼクティブ・コーチングの無料相談をお申し込みください。
デール・カーネギー・トレーニング は、1912年米国創設以来、リーダーシップ、営業研修、プレゼンテーション研修、エグゼクティブ・コーチング、DEI研修を通じて、100年以上にわたり世界中の企業と個人を支援してきました。
東京オフィスは1963年設立。日本企業・外資系企業の人材育成を60年以上支援しています。