日本で新任リーダーが最初に学ぶべき3つのこと── Nielsen Japan代表 Luke Verwey 氏に聞く、現場からのリアルな教訓
なぜ「日本での最初の1年」がリーダーの成否を分けるのか?
日本でリーダーとして着任する最初の1年は、極めて重要です。
なぜなら、最初に築いた理解の質が、その後の信頼・情報量・成果を決定づけるからです。
Luke Verwey(ルーク バーウェイ) 氏は、Nielsen Japan の代表として就任後1年以上、日本の組織を率いてきました。
東南アジアの複数国でのリーダー経験を持つ彼だからこそ、日本との違いが鮮明に見えます。
今回は、新任リーダーとしての実体験から得た「3つの重要な学び」を共有してもらいました。
ミニサマリー:日本でのリーダーシップは、最初の理解の深さで決まります。
① 日本では「聞いているつもり」では足りない。徹底的に“聴く”
Luke 氏が最初に挙げたのは、Listening(聴くこと) でした。
日本のチームからのフィードバックは、
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間接的
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遠回し
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文脈依存
で伝えられることが多く、注意深く聴かなければ簡単に見逃してしまいます。
そして重要なのは、2回見逃すと、その声はもう上がってこないという点です。
それはリーダーにとって、致命的な情報ロスにつながります。
ミニサマリー:日本では、声は小さく、沈黙は早く訪れます。
② 「日本はこうだ」という大きな括りに注意せよ
次にLuke 氏が強調したのは、「Japan」という言葉で物事を一括りにしないことです。
確かに、日本文化には共通点があります。
しかし、実際の現場では、
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チームごとの文化
-
部署ごとのサブカルチャー
-
リーダーの影響
によって、驚くほど行動様式は異なります。
「日本ではこうだから」という決めつけは、個々のチーム理解を妨げる最大の落とし穴になります。
ミニサマリー:理解すべきは「日本」ではなく、「目の前のチーム」です。
③ 学習せよ。東京を出よ。現場を見よ。
3つ目は Learning(学び続けること)。
Luke 氏は、
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日本文化
-
日本語
-
地域性
を学ぶことが、意思決定の質を大きく高めると語ります。
特に重要なのは、東京の外に出ること。
地方を訪れ、人と話し、働き方や価値観を体感することで、日本への理解は一段深まります。
ミニサマリー:日本理解は机上ではなく、移動と体験で深まります。
日本で成果を出すリーダーに共通する姿勢とは?
Luke 氏の3つのポイントに共通するのは、「自分を基準にしない」 という姿勢です。
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聞く
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決めつけない
-
学び続ける
これは、どれも謙虚さと好奇心を前提としています。
日本では特に、この姿勢が信頼と情報を引き寄せます。
ミニサマリー:日本でのリーダーシップは、姿勢が成果を決めます。
要点整理
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日本ではフィードバックは微細で、見逃すと止まる
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「日本」という一括りは、理解を浅くする
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学習と現場体験が、意思決定の精度を高める
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東京を出ることで、日本が見えてくる
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