リーダーシップ

日本で成功するリーダーシップとは何か?元Shop Japan CEO ハリー・ヒル氏が語る「VICES」経営哲学

なぜ優秀な人材がリーダーになると、突然うまくいかなくなるのか。

なぜ日本では「肩書きはあるが、ついてこないリーダー」が生まれるのか。
その答えを、元Shop Japan CEOであり、700億円規模のビジネスを築いた Harry Hill 氏の実体験から探ります。

Q1. 英語教師から700億円企業のCEOへ ― 何が転機だったのか?

岐阜で英語教師としてキャリアをスタートしたハリー・ヒル氏は、その後起業し、事業を成長させ、最終的には年商約7億ドル規模のビジネスを築き上げました。
彼の成功は偶然ではなく、明確なリーダーシップ哲学に支えられていました。

ミニサマリー
成功の裏には、再現性のあるリーダーシップ原則が存在します。

Q2. ハリー・ヒル氏が提唱する「VICES」とは何か?

彼が一貫して実践してきたリーダーシップの軸が、次の5つです。

VICESの5要素

  • V – Vision(ビジョン)
    組織がどこへ向かうのかを明確に示す力

  • I – Integrity(誠実さ)
    言行一致と信頼の土台

  • C – Competency(能力)
    リーダー自身が学び続け、判断できる力

  • E – Efficiency(効率性)
    限られた資源で最大の成果を出す思考

  • S – Sustained Success(持続的成功)
    短期成果ではなく、長期で勝ち続ける視点

ミニサマリー
VICESは、リーダーに必要な「判断の物差し」です。

Q3. なぜ「VICES」はあえてネガティブな言葉なのか?

ハリー・ヒル氏は、VICES(=悪徳)という響き自体に警鐘を込めています。

  • 権力は簡単に「悪徳」になる

  • プライドは判断を曇らせる

  • 自己重要感の肥大化は転落の始まり

ビジネスでは、成功と失敗は常に隣り合わせであり、「一歩間違えれば転落する」という自覚こそが、健全なリーダーを作るのです。

ミニサマリー
成功している時ほど、リーダーは自分を疑う必要があります。

Q4. 日本で新任リーダーが必ず押さえるべき3つの助言とは?

私が「日本でこれからリーダーになる人へのアドバイス」を求めた際、彼は次の3点を挙げました。

日本の新任リーダーへの3つの実践アドバイス

  1. Trust and Check(信頼し、確認せよ)
    丸投げでも、過干渉でもないバランス

  2. 話したいより、聞け
    リーダーの役割は発信ではなく、傾聴

  3. 最大の障害人物を特定し、即座に、公に排除せよ
    組織文化を壊す存在を放置しない勇気

特に3つ目は、日本企業では敬遠されがちですが、組織の健全性を守るためには不可欠な決断です。

ミニサマリー
リーダーシップとは「好かれること」ではなく「守ること」です。

要点整理

  • リーダーシップには再現可能な原則がある

  • VICESは成功と転落の両方を意識させるフレームワーク

  • 日本では「傾聴」と「決断力」の両立が不可欠

  • 問題人物の放置は、組織全体への裏切りになる

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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

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