リーダーが直面する「問題解決」の盲点とは?― 組織トラブルを確実に解決する5つの実践ステップ
なぜ、問題はいつも「偶然」発覚するのか?なぜ、指示したはずの対策が、現場で形骸化するのか?
企業のリーダーは、問題解決のプロである一方で、「現場で何が本当に起きているのか」を最後まで把握できていないケースが少なくありません。
Q1. なぜ日本の組織では、問題が上司に報告されにくいのか?
日本の職場では、
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上司に迷惑をかけたくない
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自分の失敗を見せたくない
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波風を立てたくない
こうした心理が働き、問題は“見えない場所”に埋められがちです。
結果として、リーダーが問題を知るのは「たまたま」「後になってから」という事態が頻発します。
ミニサマリー
👉 日本企業では「報告されない問題」が最大のリスクになります。
Q2. 問題が発覚したとき、最初にやるべきことは何か?
最初にやるべきは、感情的な反応を抑え、問題を正確に定義することです。
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本当の問題は何か?
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単発の事故か、構造的な欠陥か?
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他のプロセスと連鎖していないか?
多くの現場は「応急処置(バンドエイド)」で済ませがちですが、それでは根本解決にはなりません。
ミニサマリー
👉 問題解決は「正しい定義」からしか始まりません。
Q3. 問題の原因は、なぜ分かりにくいのか?
原因分析が難しい理由は明確です。
当事者ほど、責任を隠そうとするからです。
リーダーには、
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何が起きるはずだったのか
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どこでズレたのか
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いつ・どの頻度で起きているのか
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誰が関与しているのか
を冷静に掘り下げるフォレンジック(検証)視点が求められます。
ミニサマリー
👉 原因究明には「問いの深さ」と「冷静さ」が不可欠です。
Q4. 解決策を考えるとき、リーダーがやってはいけないことは?
最大のNGは、怒りで誰かを吊るし上げることです。
リーダーは責任者であり、プレッシャーを感じる立場ですが、現場を一番知っているのは、実務を担う人たちです。
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どんな選択肢があるのか
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現実的に実行可能か
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副作用は何か
解決策は「現場の知恵」から引き出す必要があります。
ミニサマリー
👉 解決策は「命令」ではなく「引き出す」ものです。
Q5. なぜ決めた解決策が、現場で実行されないのか?
解決策が失敗する理由は、ほぼこの3つに集約されます。
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Ready:準備できているか
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Willing:やる気はあるか
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Able:時間・人・予算は足りているか
日本では「指示=実行」とは限りません。
黙って形だけ従い、別のやり方に変えられていることも珍しくありません。
だからこそ、リーダーには、フォローアップと進捗確認が不可欠です。
ミニサマリー
👉 実行確認こそが、リーダーの最後の仕事です。
実践アクションステップ(Action Steps)
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問題を正確に定義する
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原因を事実ベースで特定する
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複数の解決策を現場から集める
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最善の解決策を決断する
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実行状況を必ず確認する
要点整理
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日本企業では「報告されない問題」が最大の経営リスク
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感情ではなく構造で問題を見る
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解決策は現場の知恵から生まれる
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実行確認までがリーダーの責任
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