なぜ部門間連携はいつも失敗するのか? ― Not Invented Here(NIH)症候群を突破する9ステップ ―
なぜ「自前主義」は会社に高くつくのか?
どの組織にも存在する、Not Invented Here(NIH)症候群。
「それはうちのやり方じゃない」
「他部署に頼る必要はない」
こうした“男気あふれる独立主義”は、往々にして会社の競争力を削ぐ結果になります。
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部門間の不協和音
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協力なき競争
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無駄な重複投資
これらを乗り越え、1+1を2ではなく5にできるか。
それが優れたリーダーの分水嶺です。
Q1. どうすれば協働の「目的」をぶらさずに始められるのか?
ステップ1:ゴール定義
最初にやるべきは、目的の明確化です。
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何を達成したいのか?
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なぜ協働が必要なのか?
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競合にどう勝てるのか?
成功の定義を最初に合意しなければ、後で必ず迷走します。
ミニサマリー
👉 協働は「目的共有」から始まる。
Q2. なぜ「想い」だけでは人は動かないのか?
ステップ2:ケース構築
意見は安い。
事実とデータが、人を動かします。
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現状の数字
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機会損失
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成功した場合の姿
出発点とゴールを、誰が見ても理解できる形にします。
ミニサマリー
👉 協働の説得力は、データで決まる。
Q3. 問題はどこで詰まっているのか?
ステップ3:課題の明確化
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なぜ今、達成できていないのか?
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何が不足しているのか?
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誰が何をすべきか?
曖昧さは最大の敵です。
論点を言語化し、構造化します。
ミニサマリー
👉 問題を定義できない協働は、失敗する。
Q4. なぜ「助けてほしい」と言えないのか?
ステップ4:支援要請
強い個人ほど、「自分でやり切りたい」欲求に引っ張られます。
しかし、全体最適は個人最適の集合ではありません。
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何を
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どれくらい
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どの期間
具体的に依頼します。
ミニサマリー
👉 協働の第一歩は、謙虚な依頼。
Q5. なぜ「やり方」を固定すると失敗するのか?
ステップ5:可能性の探求
「HOW」は独占してはいけません。
他部署の視点を取り入れ、所有感を分散させます。
やり方を再設計することで、協働は“自分ごと”になります。
ミニサマリー
👉 方法は共有するほど、推進力が増す。
Q6. どうすれば全員の知恵を引き出せるのか?
ステップ6:協働ブレインストーミング
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早い人
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深い人
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慎重な人
全員の思考を引き出します。
この段階では、評価や批判は一切しない。
量が質を生みます。
ミニサマリー
👉 アイデアは、まず出し切る。
Q7. なぜ実行で失速するのか?
ステップ7:実装
アイデアは無料。
価値は行動で生まれる。
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小さく試す
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マイルストーンで検証
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早めに軌道修正
資源を一気に投入しないのが鉄則です。
ミニサマリー
👉 実装は「検証の連続」。
Q8. なぜ途中で人が抜け落ちるのか?
ステップ8:フォローアップ
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定期チェック
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進捗確認
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責任の再確認
放置は、離脱を招きます。
ここでリーダーは、最も厳格であるべきです。
ミニサマリー
👉 協働は、監督されて初めて続く。
Q9. 成果はどう評価すべきか?
ステップ9:評価
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目標は達成できたか?
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想定外は何だったか?
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新たな機会は生まれたか?
「失敗はない、学びがあるだけ」
という姿勢が、次を生みます。
ミニサマリー
👉 評価は、次の成功への橋渡し。
要点整理
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NIH症候群は放置すると競争力を失う
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協働には設計図(プロセス)が必要
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9ステップは“空中で飛行機を組み立てない”ための青写真
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プロセスを守れば、成果確率は飛躍的に上がる
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協働は才能ではなく、設計と運用の問題です。
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