あなたは本当に部下を「コーチング」していますか? ― 命令でも叱責でもない、成果を生む7ステップ・コーチング ―
なぜ「指示しているのに成果が出ない」のか?
部下に指示はしている。
足りなければ注意もする。
ミスがあれば叱る。
それでも、
-
自主性が育たない
-
同じミスを繰り返す
-
成果が伸びない
もし心当たりがあるなら、それはコーチングをしていないからかもしれません。
Q1. そもそも「コーチング」とは何が違うのか?
コーチングとは、
-
命令すること
-
正解を教えること
-
怒鳴って修正すること
ではありません。
「相手が自ら考え、行動し、成長するよう支援すること」これがコーチングです。
そして、多くの上司は、体系も方法論もなく、場当たり的にやっているのが現実です。
ミニサマリー
👉 コーチングは感覚ではなく「設計」が必要。
ステップ1|コーチングの機会を特定しているか?
まず問うべきは、「何を伸ばせば、この人は一気に化けるのか?」
-
生産性
-
影響力
-
成果創出力
最もレバレッジの効く一点に集中します。
ミニサマリー
👉 何でも教えない。伸び代に集中する。
ステップ2|ゴールは明確か?
コーチングの前に、成功の定義を決めていますか?
-
できるようになった状態
-
数値
-
行動変化
ゴールが曖昧なままでは、会話は迷走します。
ミニサマリー
👉 ゴールなきコーチングは雑談になる。
ステップ3|正しい「態度」を作れているか?
部下が感じるべきは、「この上司は本気で自分を伸ばそうとしている」
そのために伝えるべきは3点です。
-
今、できていること
-
さらに良くできること
-
それがビジネスにどう貢献するか
ミニサマリー
👉 信頼なきコーチングは成立しない。
ステップ4|時間という資源を使っているか?
最大の投資は、上司の時間です。
忙しいからできない――だから、誰もコーチングしなくなります。
しかし、人を育てない上司は永遠に忙しいままです。
ミニサマリー
👉 コーチングしない上司ほど、時間がない。
ステップ5|練習とスキル形成を支援しているか?
やり方は以下です。
-
見せる
-
やらせる
-
フィードバックする
-
一人で任せる
-
定期的に確認する
ただし重要なのは、どうやるかを本人に考えさせること。
所有感が生まれます。
ミニサマリー
👉 教えるより、考えさせる。
ステップ6|強化(リインフォース)しているか?
人は、注目された行動を繰り返します。
だから、
-
何を
-
どうやって
-
なぜ良かったのか
を超具体的に伝えます。
結果だけでなく、途中経過でも褒めることが重要です。
ミニサマリー
👉 褒め方の質が、成長速度を決める。
ステップ7|報酬で次の成長を促しているか?
報酬は多様です。
-
言葉
-
食事
-
裁量
-
昇進
-
報酬
「見ている」「評価している」というメッセージが、次の挑戦を引き出します。
ミニサマリー
👉 成長は、認識されてこそ続く。
Q2. 命令型から脱却するための人間関係原則とは?
原則①:命令ではなく、質問する
WHYは上司が示す。
HOWは部下に考えさせる。
抜けがあれば、答えを言わず、考えを促す質問を投げます。
ミニサマリー
👉 質問は、思考のアクセル。
原則②:やりたくなる状態をつくる
人は基本的に自分の利益で動きます。
-
キャリア
-
成長
-
評価
「これがあなたにどうプラスか?」を必ず言語化します。
ミニサマリー
👉 WIIFM(What’s In It For Me)を忘れない。
Q3. なぜ日本ではコーチングが特に重要なのか?
日本は、
-
変化を嫌う
-
失敗を恐れる
-
リスク回避が強い
国です。
外から押す「外圧型変革」は失敗します。
内側から納得して動く、“インサイド・アウト”
これしか機能しません。
ミニサマリー
👉 日本で人を動かす鍵は「納得」。
要点整理
-
コーチングは体系と設計が必要
-
命令より質問、管理より支援
-
WHYは上司、HOWは部下
-
日本では内発的動機づけが不可欠
「指示する上司」から「育てるリーダー」へ
成果は、人を通じてしか持続しません。
👉デール・カーネギー・東京に、リーダーシップ開発・コーチング型リーダー育成に関する無料相談をお申し込みください。
デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。
東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。