強いチームは偶然では生まれない ― 競争に勝ち続ける組織をつくる5つのベストプラクティス ―
なぜ、チーム力が勝敗を分けるのか?
今日の超競争環境では、チーム対チームの戦いです。
個人の優秀さだけでは勝てません。
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連携の質
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エンゲージメント
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モチベーション
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コミットメント
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イノベーション
これらが噛み合ったチームが、最終的に勝ちます。
しかし、高機能チームは自然発生しません。
設計し、運用し、維持する必要があります。
ミニサマリー
勝てる組織の正体は、強い個人ではなく、強いチームです。
① 共有されたビジョンを定義し、合意する
ビジョンは、上層部が作って下に降ろすだけでは不十分です。
新しいメンバーは作成プロセスに参加していないからです。
重要なのは、
日々の意思決定と行動がビジョンに紐づいている文化をつくること。
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全社ビジョン
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部門・チームのサブビジョン
現場が「どう実行するか」を語れる状態にします。
最前線のメンバーが関与すれば、当事者意識が生まれます。
ミニサマリー
ビジョンは掲げるものではなく、使うものです。
② 個々のメンバー間に強いラポールを築く
チームは、多様な個性の集合体です。
本来なら交わらない人同士が、一緒に働いています。
だからこそ必要なのが、
意図的な関係構築です。
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オープンなコミュニケーション
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定期的なチームビルディング
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行動・言葉の明確なルール
忙しさに任せると、関係性は育ちません。
リーダーは、有害な言動を見逃さず、即是正する必要があります。
ミニサマリー
良好な関係は、放置ではなく設計で生まれます。
③ 個人とチームの「熱量」を生み出す
熱意は伝染します。
そして、最初の感染源はリーダーです。
どれだけ疲れていても、どれだけ私生活が大変でも、職場では前向きなエネルギーを示す責任があります。
会話の焦点は、
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何がうまくいっているか
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どうすれば、さらに良くなるか
「犯人探し」や「責任追及」は、熱量を奪います。
ミニサマリー
チームの空気は、リーダーの姿勢で決まります。
④ アイデアを明確かつ説得力をもって伝える
「伝えたつもり」は、最も危険です。
世界的な大企業でさえ、伝達ミスが重大事故につながった事例は数多くあります。
必要なのは、
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情報共有の仕組み
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定期的な進捗アップデート
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全員が把握しているかの確認
「知っているはず」は禁句。
「全員が理解している」が基準です。
日本の基本原則として有効なのが報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)。
若手だけでなく、ベテランにも有効な土台です。
ミニサマリー
明確なコミュニケーションは、最大のリスク対策です。
⑤ 成果の「価値」への強い確信を持つ
エンゲージメントを生む条件は3つあります。
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直属の上司との良好な関係
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経営陣が進む方向への信頼
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会社への誇り
特に重要なのが、自分たちの仕事が市場でどんな価値を生んでいるかの理解です。
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四半期数字
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株主価値
に囚われすぎると、本来の存在意義を見失います。
チームを、
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何のために存在しているのか
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なぜ選ばれているのか
へ、繰り返し立ち返らせる必要があります。
可能であれば、「より高い目的(パーパス)」を結びつけてください。
ミニサマリー
誇りを持てる仕事が、人を本気にします。
今すぐ点検すべきチェックポイント
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ビジョンは、現場で語られているか
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チームの関係構築は、予定化されているか
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会話は前向きか、責任追及か
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情報は「全員」に届いているか
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価値と目的は、定期的に確認されているか
一つでも「NO」があれば、改善余地は大きい。
要点整理
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チーム力が競争力を決める
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ビジョンは行動に落とす必要がある
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関係性と熱量は意図的に育てる
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情報共有と価値確認がエンゲージメントを生む
次のステップ
もし、
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チームが噛み合っていない
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会議が重く、前に進まない
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熱量や誇りが感じられない
と感じているなら、設計の見直しが必要です。
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