メンタリングは利他的?それとも自己投資? ― 忙しいリーダーほど得をする“最も賢い時間の使い方”
正直な本音から始める
「正直、メンタリングなんてやっている暇はない」
多くのリーダーが、心の中ではそう思っています。
忙しすぎる。自分のビジネスで手一杯。集中を削がれたくない。
――もっともです。
しかし、その考えこそが、リーダー自身の成長を止めているとしたらどうでしょうか。
Q1. なぜメンタリングは「自己中心的」に見えるのか?
「後進を育てる」「若手を支援する」と聞くと、どこか利他的で、自己犠牲的な響きがあります。
しかし現実はこうです。
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メンタリングは時間を奪う
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直接の売上は生まない
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自分の仕事が後回しになる
だから多くの人はやりません。
ミニサマリー
👉 メンタリングが敬遠される理由は、忙しさではなく“誤解”。
Q2. なぜ「自分のビジネスから離れる」ことが重要なのか?
有名な言葉があります。
「ビジネスの中で働くのではなく、ビジネスの上で働け」
日々の現場は、泥・血・混乱の連続です。
その中にいると、自分の状況だけが見えなくなります。
ところが、他人の状況を見ると――
驚くほど冷静で、賢い判断ができる。
ミニサマリー
👉 他人の問題は見えるが、自分の問題は見えない。
Q3. なぜメンタリングは「思考の解像度」を上げるのか?
メンタリングは、
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内部プレッシャーのない思考
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感情に振り回されない判断
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経験の棚卸し
を自然に促します。
他人のキャリアや課題を考えることで、自分自身の視野が広がるのです。
ミニサマリー
👉 メンタリングは、最も安全な思考トレーニング。
Q4. メンティーはどうやって見つければいいのか?
実は、探す必要はありません。
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社内
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業界団体
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ビジネスネットワーク
助けを必要としている人は、常に身近にいます。
若い頃は「自分は分かっている」と思いがちです。
しかし年齢を重ねると、世界がいかに複雑かを思い知ります。
だからこそ、未来を先取りできる助言が価値を持ちます。
ミニサマリー
👉 経験は、早く知るほど武器になる。
Q5. メンタリングの進め方は難しいのか?
いいえ。極めてシンプルです。
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どれくらいの頻度で会うか
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何をテーマにするか
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何を期待し合うか
特に重要なのが、フィードバックのルールです。
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過去を裁かない
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前進に焦点を当てる
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強みを起点にする
ミニサマリー
👉 良いフィードバックは、防御反応を生まない。
Q6. なぜ「人を育てる」と自分の霧が晴れるのか?
不思議なことに、
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他人の問題 → 冷静
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自分の問題 → 混乱
という現象が起きます。
メンタリングで他人の課題に向き合うと、自分の問題に対する答えが突然見えることがあります。
だからこそ、メンタリング中は必ずメモを取ることが重要です。
ミニサマリー
👉 他人の課題は、自分へのヒント集。
Q7. なぜメンタリングは「組織改善」にも効くのか?
メンティーをコーチングしていると、ふと気づきます。
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自分は部下を十分にコーチしているか?
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中間管理職はどうか?
答えはたいてい NO です。
メンタリングは、組織全体の育成力を映す鏡になります。
ミニサマリー
👉 メンタリングは、組織文化の点検作業。
Q8. メンタリングは本当にWin-Winなのか?
結論は明確です。
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メンティー:成長が早まる
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メンター:思考が鋭くなる
しかし、この真実に気づかない限り、人はメンタリングを始めません。
「時間の損」だと思っている限り、永遠にやらないのです。
ミニサマリー
👉 メンタリングはWin-Winだと理解した瞬間に始まる。
要点整理
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メンタリングは利他的活動ではなく自己投資
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他人を導くことで自分の視野が広がる
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フィードバック力は自分の理解を深める
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組織の育成力を高める最短ルート
あなたは今、自分のビジネスの“中”だけで戦っていませんか?
一度、はしごが正しい壁にかかっているか、外から確認してみてください。
メンタリングは、そのための最高の手段です。
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