なぜ日本の職場では挑戦が続かないのか ― 成果を生む組織は「小さな勝利」を祝っている
自省から始める:私たちは勝利を祝っている“つもり”になっていないだろうか。
正直に言えば、私はできていません。
この気づきこそが、今日のテーマです。
Q1. なぜ日本ではリスクを取る人が少ないのか?
日本は世界でも有数のリスク回避型文化です。
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失敗は評価を下げる
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責任は避ける方が安全
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新しいことは危険
その結果、現状維持が最も合理的な選択になります。
ミニサマリー
👉 日本で挑戦が少ないのは、能力不足ではなく文化的合理性。
Q2. なぜイノベーションが進まないのか?
イノベーションとは、
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慣れていないことをやる
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失敗する可能性を受け入れる
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試行錯誤を重ねる
ことです。
しかし日本では、失敗・ミス・未熟さが罰せられるため、人は安全なルーティンに戻ります。
ミニサマリー
👉 罰の文化では、挑戦は生まれない。
Q3. では、どうやって人を動かすのか?
答えはシンプルです。
褒める・認める・祝う。
特に重要なのは、「小さな前進」を祝うことです。
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完璧でなくていい
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結果が出ていなくてもいい
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一歩踏み出した事実を評価する
ミニサマリー
👉 変化は完成ではなく、進捗を祝う。
Q4. なぜ年1回の表彰では足りないのか?
多くの組織は、
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年度末
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目標達成時
にだけ祝います。
しかし、これは遅すぎます。
変化は一年を通じて起きます。
人はその途中で、何度もくじけます。
ミニサマリー
👉 祝う頻度が、挑戦の持続力を決める。
Q5. 「自走型リーダー」の落とし穴とは?
私は典型的なこのタイプです。
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自己完結
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自己動機づけ
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承認不要
祝日すら忘れて仕事をしてしまう。
それ自体は悪くありません。
問題は、部下は同じではないこと。
ミニサマリー
👉 自分に不要なものは、他人に必須かもしれない。
Q6. なぜリーダーは「違い」を忘れてしまうのか?
リーダーはつい、
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自分基準
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自分の価値観
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自分の耐久力
で組織を見てしまいます。
しかし多くの人は、
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承認を必要とする
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不安を感じる
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支援があって動ける
ミニサマリー
👉 リーダーの仕事は、違いを埋めること。
Q7. 変化を促す「スムーズな滑走路」とは?
人に変化を求めるなら、
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小さな目標
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小さな成功
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小さな祝福
を連続させる必要があります。
「達成したら祝う」ではなく、「進んだら祝う」 です。
ミニサマリー
👉 人はゴールより、途中で折れる。
Q8. 仕事人間のリーダーはどうすればいいのか?
もしあなたが私のようなタイプなら、自分がやらなくていい仕組みを作りましょう。
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誰かを担当にする
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定期イベントを設定する
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自分は進捗確認だけ
「あなた主導」ではなく、「あなた不在でも回る祝福」 が理想です。
ミニサマリー
👉 文化は、個人の善意では続かない。
Q9. なぜ祝う文化は組織を強くするのか?
人は、
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一緒に笑い
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一緒に息抜きし
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一緒に喜ぶ
ことで結束します。
努力だけでは、人は燃え尽きます。
共に祝うことで、次の努力が生まれるのです。
ミニサマリー
👉 成果は、関係性の上に積み上がる。
要点整理
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日本では挑戦に心理的コストが高い
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小さな前進を祝うことが変化を促す
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年1回の表彰では不十分
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祝う仕組みを組織に埋め込むことが重要
これは、 私自身へのメモです。
「言っていること」と
「やっていること」が
一致していないときがある。
だからこそ、
仕組みで補う。
このリマインダーが、あなたの組織にも役立てば幸いです。
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