変化の中でチームの一体感をどう維持するか ― 流動的な組織を強くする目的・価値・ビジョンの設計 ―
「チームはできた。だから大丈夫」 そう言い切れる状況は、実際にはほとんどありません。
人の異動、退職、新規参加。
毎年引き上げられる目標。
市場変化、規制強化、為替の影響、本社からの要請。
チームの結束に逆風となる要因は、日常的に発生しています。
Q1. なぜ“強いチーム”でも油断できないのか?
チームは本質的に 流動的 です。
人も条件も、常に変わり続けます。
一度うまくいったやり方が、翌年も通用するとは限りません。
だからこそ、チームづくりは一度きりではなく、継続的な仕事になります。
ミニサマリー
→ 強いチームほど、メンテナンスが必要です。
Q2. スポーツチームから何を学べるのか?
プロスポーツの世界では、選手の入れ替わりは常態です。
それでも成果を出し続けるチームがあります。
伝説的なコーチであるVince Lombardi は、次のように語っています。
「チームに一体感を築け。互いに依存し合い、団結から生まれる強さを感じられるようにせよ」
ミニサマリー
→ 人が変わっても、結束は設計できるものです。
Q3. 一体感は、どうすれば生まれるのか?
鍵は「共通の目的」です。
多くのチームで起きているのは、
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チームの存在理由が曖昧
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個人の役割理解が不十分
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自分の仕事が全体にどう貢献しているかわからない
という状態です。
もし今、「このチームは何のために存在しているのか?」と聞いたら、答えは揃うでしょうか。
ミニサマリー
→ 共通目的は、確認し続けて初めて共有されます。
Q4. チームを支える「価値観」はどう決めるのか?
チーム価値観を決めると、多くの場合、候補が大量に出てきます。
これは良いスタートですが、それだけでは機能しません。
効果的な進め方は、
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個人の価値観を明確にする
-
共通項をチーム価値観に昇華する
こうすることで、「与えられた価値観」ではなく、自分ごととしての価値観になります。
ミニサマリー
→ 価値観は、参加度が高いほど定着します。
Q5. なぜ“ビジョン”はそれでも必要なのか?
「ビジョン」という言葉に、食傷気味の人も多いでしょう。
それでも、ビジョンは不可欠です。
Jack Welch は、こう述べています。
「優れたリーダーは、ビジョンを描き、語り、情熱を持って所有し、最後までやり抜く」
ビジョンとは、将来どうありたいかを描いた現在形の未来像です。
それがあるから、進む方向と行動が決まります。
ミニサマリー
→ ビジョンは、意思決定の北極星です。
Q6. ミッションはなぜ定期的に見直す必要があるのか?
ミッションは、「何をするか」と同時に「何をしないか」を定義します。
環境が変われば、注力分野も変わります。
だからこそ、ミッションは 固定せず、調整する前提 で運用します。
ミニサマリー
→ ミッションは、変化に対応するための装置です。
Q7. 成功しているチームは何が違うのか?
成果を出し続けるチームは、
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目的
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価値観
-
ビジョン
-
ミッション
について、組織全体で高い明確性を持っています。
これは偶然ではなく、リーダーによる継続的な働きかけの結果です。
ミニサマリー
→ 一体感は、放置では生まれません。
要点整理
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チームは常に流動し、完成形は存在しない
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共通目的の定期的な確認が一体感を生む
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価値観・ビジョン・ミッションは設計と更新が必要
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強いチームは、意図的につくられている
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