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リーダーシップ

なぜ「評価されていない」という感覚が、職場の活力を奪うのか? ― エンゲージメントを左右するリーダーのソフトスキル ―

40代社員の不満は、何を示しているのか?

日本のビジネス誌による調査では、40代の正社員男性を対象に、「仕事で強い不満を感じる点」が明らかになりました。

主な内容は次の3点です。

  • 給与が長期的に伸びていないという実感

  • 正当に評価・承認されていないという感覚

  • 仕事の目的や意味を見失っているという思い

報酬の問題を除くと、残りはすべて、上司との関係性、つまりリーダーシップの在り方に深く関係しています。

👉 ミニサマリー:不満の多くは「マネジメントの質」を映す鏡です。

「評価されていない」と感じるのはなぜか?

Q:これは本人の思い込みなのか?

多くの場合、そうではありません。
「評価されていない」「大切にされていない」と感じる背景には、

  • 上司から関心を向けられていない

  • 自分の仕事の価値を説明されたことがない

  • 将来の展望について話し合う機会がない

といった体験の積み重ねがあります。

これは能力の問題ではなく、上司側のソフトスキル不足が生み出す結果と言えます。

👉 ミニサマリー:評価とは制度より、日々の関わり方です。

エンゲージメントの鍵はどこにあるのか?

Q:何が仕事への本気度を高めるのか?

デール・カーネギー・トレーニングが行ったグローバル調査では、国や文化を問わず、

「上司や組織から大切にされていると感じること」

が、エンゲージメント向上の最大要因であることが示されました。
日本の結果も同様でした。

エンゲージメントが低い状態では、

  • 追加的な工夫は生まれない

  • 改善提案は出てこない

  • 新しい挑戦をしようという意欲も湧かない

👉 ミニサマリー:エンゲージメントは、成果とイノベーションの土台です。

なぜ「昔ながらの上司」は変わりにくいのか?

Q:厳格な管理スタイルは、なぜ続いてきたのか?

多くの管理職は、厳しさを通じて成果を出す世界で育ってきました。

いわゆる「びしびし型」のマネジメントは、過去の環境では一定の合理性があったのも事実です。

しかし、「もっと寄り添え」「もっと承認せよ」と言葉で指示するだけでは、行動は変わりません。

必要なのは、リーダーシップそのものの再教育です。

👉 ミニサマリー:価値観は、学習なしには更新されません。

OJTだけでは、なぜ限界があるのか?

Q:現場任せの育成で変われるのか?

日本企業では、OJTが人材育成の中心です。
しかし、ソフトスキルは「見て盗む」だけでは身につきません。

  • 部下の動機をどう引き出すか

  • どうすれば協力を得られるか

  • 権限ではなく信頼で動かす方法

これらは、体系的なトレーニングが不可欠です。

👉 ミニサマリー:協力を引き出す力は、訓練によって磨かれます。

ミスの扱い方が、未来を決める

Q:なぜ失敗を恐れる文化が定着するのか?

ミスが評価や査定の場で、「欠点の洗い出し」に使われると、人は挑戦しなくなります。

変化やイノベーションには、必ず試行錯誤と誤りのリスクが伴います。

リーダーの役割は、

  • 失敗を責めることではなく

  • 学びに変換すること

👉 ミニサマリー:挑戦できる環境が、進化を生みます。

フィードバックと叱責は何が違うのか?

Q:なぜ「指摘」だけでは人は動かないのか?

「間違っている」と伝えることは簡単です。
しかし、それだけでは意欲は高まりません。

効果的なのは、

  1. うまくいっている点を具体的に伝える

  2. さらに良くするための提案を添える

いわゆる Good → Better フィードバック です。

👉 ミニサマリー:伝え方が変わると、受け止め方も変わります。

「ほめるのが苦手」な上司に必要な視点

Q:「Good Job」はなぜ十分でないのか?

仕事には多くの要素があります。

  • どの行動が良かったのか

  • なぜそれが価値を生んだのか

  • 組織全体とどうつながっているのか

これを具体的に言語化することで、部下は自分の強みを理解し、再現できるようになります。

👉 ミニサマリー:具体性が、成長を加速させます。

これからの日本のリーダーに求められるもの

日本では、技術力や専門性といったハードスキルの水準は非常に高いと言えます。

これからの生産性向上と競争力強化の鍵は、ソフトスキルの進化です。

  • 聴く力

  • 伝える力

  • 人を活かす力

👉 ミニサマリー:次の成長領域は、人の力を引き出す能力です。

まとめ:人を活かせば、未来は広がる

一人ひとりが力を発揮できる環境をつくることは、これからの日本の企業にとって、ますます重要になります。

その中心にいるのが、上司・リーダーです。

人を活かすリーダーシップが広がったとき、日本の組織の可能性は、さらに大きく花開くでしょう。

要点整理

  • 「評価されていない」という感覚は、エンゲージメントを下げる

  • エンゲージメントの鍵は「大切にされている実感」

  • ソフトスキルはOJTだけでは身につかない

  • フィードバックの質が、挑戦と成長を左右する

  • 次の生産性向上のフロンティアはリーダーシップ

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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。

東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

 

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