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リーダーシップ

なぜ日本は、国際舞台で本来の存在感を十分に発揮しきれないのか? ― リーダーシップ、リスク判断、そしてソフトパワーの使い方 ―

国力と存在感は、必ずしも比例しない

日本は、世界有数の経済規模を持ち、技術力・文化・社会制度の面でも高い評価を受けている国です。
それにもかかわらず、国際的な場面での「見え方」や「存在感」については、議論の余地があると感じる人も少なくありません。

そのことを改めて考えさせられる出来事が、東京で開催されたある国際イベントでした。

👉 ミニサマリー:国の実力と、国際舞台での印象は必ずしも一致しません。

国際イベントでのリーダーの選択が示すもの

Q:何が注目されたのか?

在日外国商工会議所のイベントに、東京都知事の 小池百合子 氏が登壇しました。
会場は満席で、参加者の多くは外国籍のビジネスリーダーでした。

知事は、

  • 高い知性

  • 聴衆を惹きつける表現力

  • 英語・アラビア語を自在に使いこなす語学力

を備えた、非常に国際的なリーダーです。

冒頭では流暢な英語でユーモアを交えたコメントを行い、会場の空気を一気につかみました。

👉 ミニサマリー:国際的な発信力を備えたリーダーが登壇していました。

なぜ日本語でのスピーチが選ばれたのか?

Q:これは消極性だったのか?

知事は、その後のメインスピーチと質疑応答を日本語で行いました。
これは決して「語学的な制約」ではなく、意図的な選択だったと考えられます。

  • 日本国内メディアの存在

  • 都民へのメッセージ性

  • 公的立場としての慎重な判断

こうした要素を考慮すると、日本語を選ぶ合理性も理解できます。

👉 ミニサマリー:選択には、国内外のバランスという現実的配慮があります。

それでも残る「別の可能性」

Q:他の選択肢はなかったのか?

同時通訳が用意され、質問内容も事前に共有されていた環境を考えると、

  • 英語でのメインスピーチ

  • 日本語での質疑応答

  • あるいはその逆

といったハイブリッドな構成も十分に可能でした。

そうなれば、東京を支持する外国人コミュニティに対して、より直接的なメッセージを届ける機会になったかもしれません。

👉 ミニサマリー:リスクを抑えつつ、発信力を高める選択肢は存在します。

ソフトパワーという、日本の強み

Q:日本は何を活かせるのか?

日本には、

  • 文化的魅力

  • 都市の洗練

  • 安全性

  • 信頼性

といった、ソフトパワーの源泉が豊富にあります。

イベントで配布された東京紹介の出版物は、その完成度の高さからも、東京という都市の成熟度を雄弁に物語っていました。

👉 ミニサマリー:素材はすでに揃っています。

リスク回避が優先される背景

Q:なぜ慎重な判断が選ばれやすいのか?

日本の公的組織や大企業では、

  • ミスを避ける

  • 前例を重視する

  • 失敗による影響を最小化する

という判断軸が強く働きます。

語学での発信は、成功すれば大きなプラスですが、万が一の失敗が目立ちやすい分野でもあります。

👉 ミニサマリー:慎重さは、日本の強みでもあります。

しかし、問われるのは「上振れ」の視点

Q:リーダーシップに今、求められているものは?

変化の激しい時代においては、

  • リスクを完全に避ける

  • 何もしない

という選択そのものが、機会損失につながることもあります。

企業経営の世界では、

  • 変化を受け入れる

  • 学習としての失敗を許容する

  • コンフォートゾーンを超える目標を掲げる

ことが、成長の前提になっています。

👉 ミニサマリー:リスクとリターンは、常にセットです。

ロールモデルとしてのリーダーの影響力

Q:リーダーの行動は、何を生むのか?

影響力のある立場にいる人の選択は、社会全体の「許容範囲」を形づくります。

かつての東京都知事 石原慎太郎 氏の時代と比べ、現在の東京は、より開かれた方向へ進んでいるのは確かです。

その流れをさらに進めるかどうかは、一つひとつの象徴的な場面での判断に委ねられています。

👉 ミニサマリー:リーダーは、未来の基準を示します。

まとめ:日本は、いつ次の一歩を踏み出すのか?

日本が国際社会で果たしてきた役割は、決して小さくありません。
同時に、まだ十分に活かしきれていない可能性も存在します。

それを解き放つ鍵は、

  • ソフトパワーへの自覚

  • リスクを学習に変える発想

  • そして、リーダーの一歩踏み出す勇気

にあります。

大きな変化は、いつも「できたはずの小さな選択」の積み重ねから始まります。

要点整理

  • 日本には国際発信のための資産がすでに揃っている

  • 慎重な判断には合理性があるが、機会損失も生まれる

  • ソフトパワーは使ってこそ価値になる

  • リーダーの選択が、社会の行動範囲を広げる

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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。

東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

 

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