プレゼンテーションを成長につなげるフィードバックの受け方・活かし方|リハーサルから本番後までの実践ガイド
なぜプレゼンのフィードバックは「扱い方」を間違えると危険なのか?
プレゼンテーションでは、
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リハーサル段階
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本番終了後
の両方でフィードバックを受ける機会があります。
しかし、このフィードバックは扱い方を誤ると、成長どころか自信を削ぐ要因になりかねません。
特に、身近な人に「どうだった?」と聞く場合、
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専門知識の違い
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フィードバック技術の有無
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関係性への配慮
が絡み、建設的にならないこともあります。
ミニサマリー
フィードバックは有益にも有害にもなり得るため、設計が重要です。
なぜ「どう思った?」という質問は避けるべきなのか?
「どう思った?」という質問は一見便利ですが、実は最も扱いづらいフィードバックを招きやすい問いです。
理由はシンプルで、
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視点が定まらない
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コメントが感想レベルに流れる
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本質と関係のない指摘が出やすい
からです。
そこで有効なのが、事前に自分自身で評価の枠組みを作ることです。
ミニサマリー
曖昧な質問は、曖昧なフィードバックを生みます。
効果的なフィードバックシートは、どう設計すればよいのか?
まずは「構成」に関する項目を分解します。
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導入は目的を明確にしていたか
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各セクションの主張と根拠は十分だったか
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セクション間のつながりは自然だったか
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Q&A前のまとめは効果的だったか
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最終クロージングは印象に残ったか
これらを項目ごとに評価してもらいます。
可能であれば、5段階などの簡単なスコアを付けてもらうと傾向が見えます。
ただし忘れてはいけないのは、その人がどれだけ聴衆を代表しているかという視点です。
ミニサマリー
構成を分解することで、フィードバックの精度が高まります。
デリバリー(話し方・見せ方)はどう評価すべきか?
フィードバックシートの別枠として、デリバリー要素を評価します。
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姿勢
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話すスピード
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明瞭さ
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間の取り方
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アイコンタクト
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ジェスチャー
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声の強弱
これらを項目化することで、「なんとなく良かった・悪かった」から脱却できます。
ミニサマリー
デリバリーは感覚ではなく、項目で改善できます。
なぜ複数人からのフィードバックが重要なのか?
一人の意見は、あくまで一人分の視点です。
複数人に同じシートで見てもらうことで、
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共通して指摘される点
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評価が割れる点
が見えてきます。
また、役職や立場によっても見え方は異なります。
特に上下関係がある場合、率直な意見が出にくいこともあります。
ミニサマリー
人数が増えるほど、フィードバックは立体的になります。
なぜ「ダメ出し中心のフィードバック」は避けるべきなのか?
フィードバックを受ける側にとって、問題点ばかり並ぶ指摘は強いストレスになります。
多くの人は善意から「改善点=悪かった点」を伝えようとしますが、これは逆効果になりがちです。
理想的なフィードバックは、次の2点だけに集中することです。
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良かった点は何か
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どうすれば、さらに良くなるか
もし批判的な指摘が始まったら、丁寧に軌道修正することも重要です。
ミニサマリー
求めるのは批判ではなく、前進のヒントです。
本番中に得られる「リアルタイム・フィードバック」とは?
実際のプレゼン中にも、多くの情報が得られます。
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表情
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うなずき
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視線
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質問の内容とトーン
照明を落としすぎると、これらが見えなくなります。
表情が見える環境は、話し手にとって大きな武器です。
質問が穏やかか、鋭いか、挑戦的かも、プレゼンの目的によっては重要な評価材料になります。
ミニサマリー
聴衆は、常にフィードバックを発しています。
なぜ「終わってからの称賛」だけを信じてはいけないのか?
終了後にかけられる「良かったですよ」「素晴らしかったです」という言葉は励みになります。
ただし、
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専門性
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評価経験
がある人からのものかどうかは、冷静に見極める必要があります。
誰も真正面から否定的なことは言いにくいものです。
だからこそ、事前に配布したフィードバックシートが重要になります。
ミニサマリー
称賛は大切ですが、改善材料とは限りません。
なぜ動画は最強のフィードバックツールなのか?
リハーサルでも本番でも、動画記録は最も客観的な評価手段です。
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自分の癖
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姿勢や動き
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声の使い方
は、映像を見ることで初めて分かります。
チェックリストと照らし合わせながら確認することで、改善点が具体化します。
もし可能であれば、専門のコーチの視点が加わることで、成長スピードは大きく変わります。
ミニサマリー
動画+チェックリストは、成長を加速させます。
要点整理
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フィードバックは事前設計しないと逆効果になる
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「どう思った?」ではなく、評価項目を提示する
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良かった点と改善点に焦点を当てる
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動画と第三者視点が、成長の質を高める
プレゼンテーションは、 個人ブランドを高める力にも、損なう力にもなります。
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デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。
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