プレゼンテーションで成果を高める視覚資料の使い方(パート6)- 立ち位置・視線誘導・一貫性のある伝え方 -
「どこに立つかで、伝わり方が変わることを意識していますか?」 「話の内容と、表情・声・動きは一致していますか?」
視覚資料が整い、構成も明確でも、立ち位置・視線誘導・話し方の一貫性が欠けると、
プレゼンテーションの影響力は大きく下がります。
第6回では、“話し手としての存在感と一体感”を生み出す実践技術を整理します。
ミニサマリー
→ 立ち方・動き・エネルギーが、メッセージの伝達力を決めます。
Q1:ステージ上では、どこに立つのが効果的ですか?
Q1:ステージ上では、どこに立つのが効果的ですか?
大きな会場でスクリーンが背景全体を占める場合、ステージ前方・左右を使い分けることで変化が生まれます。
特に、ステージ前方(最前縁)に立つと、聴衆との心理的距離が縮まり、ボディランゲージの影響力が高まります。
ただし、足元の形状や段差には注意し、安全を確保した上で近づくことが大切です。
ミニサマリー
→ 近づくほど、存在感と説得力は増します。
Q2:スクリーンを指し示すときのコツはありますか?
スクリーンの内容に注意を向けたいときは、腕のジェスチャーを使って方向を示します。
このとき重要なのは、視線は聴衆に向けたままであることです。
腕が「見る場所」を示し、顔と目は「語りかける相手」に向けます。
頻繁に使いすぎず、ここぞという場面で限定的に使うのが効果的です。
ミニサマリー
→ 腕は誘導、視線は対話に使います。
Q3:プレゼンの流れを、どうすれば分かりやすく伝えられますか?
次に何が来るのかを言葉で予告すると、聴衆は安心して話を追うことができます。
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「次は〇〇についてお話しします」
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「ここから重要なポイントに入ります」
このようなブリッジ(つなぎ)を使うことで、視覚資料と話の流れが自然につながります。
ミニサマリー
→ 予告があると、集中力は持続します。
Q4:照明と聴衆の関係で、注意すべき点は?
話し手が明るく、聴衆が暗い状態は避けたい配置です。
聴衆の表情が見える明るさを保つことで、
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理解しているか
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興味を持っているか
-
集中が切れていないか
を読み取ることができます。
反応が見えるからこそ、話し方を調整できます。
ミニサマリー
→ 聴衆の表情は、最高のフィードバックです。
Q5:集中力が落ちてきたと感じたら、どうすればよいですか?
聴衆の注意が散ってきたと感じたら、質問を投げかけるのが効果的です。
実際に答えを求めなくても、質問形式にするだけで、意識は一気に話し手に戻ります。
ミニサマリー
→ 質問は、集中を取り戻すスイッチです。
Q6:話し方で最も重要なポイントは何ですか?
多くの場合、
会話に近い自然な言葉遣いが最も伝わります。
特に、ストーリーテリングは、背景・目的・意味を短時間で共有するのに有効です。
また、内容と表現の一貫性(コンガルエンシー)が重要です。
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深刻な内容 → 真剣な表情・落ち着いた声
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明るい内容 → 明るい表情・前向きな声
この一致が、信頼感を生みます。
ミニサマリー
→ 言葉と態度が一致すると、説得力が高まります。
Q7:声・動き・エネルギーはどう使えばよいですか?
話すスピードを変えることで、強調や緩急をつけることができます。
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重要な点 → ゆっくり
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軽快な部分 → テンポよく
ジェスチャーは、一つにつき最大15秒程度が目安です。
長すぎると効果が薄れます。
さらに、内側から出るエネルギーを意識することで、聴衆の集中力を引き上げることができます。
ミニサマリー
→ エネルギーは、聴衆に伝染します。
要点整理
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立ち位置で、存在感は大きく変わる
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視線は聴衆、腕はスクリーン誘導に使う
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予告と質問で集中力を維持する
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内容と表現の一貫性が信頼を生む
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