プレゼンテーションは“売る行為”である - 専門職が見落としがちな熱意の力 -
「自分は営業ではない」 本当にそうでしょうか?
セールスの世界には、こんな有名な言葉があります。
「セールスとは、売り手の熱意を買い手に移転する行為である」
では、私たちは人前で話すとき、何をしているのでしょうか?
答えは明確です。
私たちは“売っている”のです。
ミニサマリー
→ 話すことは、説得と影響の行為です。
Q1:なぜ専門職も「売っている」と言えるのでしょうか?
「私は弁護士だ」「医師だ」「エンジニアだ」、そう思われるかもしれません。
しかし現実には、すべての専門職が同じ課題を抱えています。
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どうやって新しい顧客を得るか
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どう差別化するか
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なぜ“自分”が選ばれるのか
これはまさにセールスの本質です。
ミニサマリー
→ 肩書きが違っても、課題は同じです。
Q2:登壇者は、何を“売っている”のでしょうか?
壇上に立つとき、私たちは次の3つを同時に売っています。
① パーソナルブランド
話し方・姿勢・熱量によって、「この人は信頼できるか」が判断されます。
② 会社・組織のブランド
人は無意識に、話し手の印象を組織全体に拡張します。
③ メッセージ・結論
あなたが到達した洞察、判断、提案。
これを受け入れてもらえるかどうかが勝負です。
ミニサマリー
→ プレゼンは、三重のセールスです。
Q3:なぜ内容が良くても、評価が上がらないのでしょうか?
ある著名な専門家の講演で、こんな場面を目にしたことがあります。
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実績十分
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著書あり
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業界で有名
ところが、話し方に情熱がまったくない。
結果、聴衆の期待は裏切られ、「本当にこの人はすごいのか?」という疑念が残りました。
ミニサマリー
→ 熱意のない専門性は、伝わりません。
Q4:専門性がないのに話すのは問題ですか?
もちろん問題です。
見た目や話術だけで、中身が伴わない場合、いずれ必ず見抜かれます。
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表面的な言葉
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空疎な主張
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実体験の欠如
専門性は土台であり、最低条件です。
ミニサマリー
→ 熱意は、専門性の上にしか乗りません。
Q5:では、どこから「熱意」は生まれるのでしょうか?
答えはシンプルです。
自分が本気で信じている部分を話すこと。
どんな専門分野でも、
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強く共感しているテーマ
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忘れられない経験
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苦労したプロセス
があるはずです。
そこを語ると、無理に盛り上げなくても、自然に熱量が出ます。
ミニサマリー
→ 熱意は、思い出から湧き上がります。
Q6:ストーリーは、なぜ熱意を伝えやすいのでしょうか?
自分の体験を語るとき、私たちは自然に、
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声に抑揚がつき
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表情が変わり
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感情がこもります
成功、失敗、葛藤、学び。
それらを再体験することで、聴衆も一緒に旅をします。
ミニサマリー
→ 感情は、物語に宿ります。
Q7:熱意を伝えるために使うべき技術は?
信念に加えて、次の要素が効果を高めます。
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アイコンタクト:共感を生む
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声の強弱:重要点を浮き上がらせる
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間(ポーズ):印象を定着させる
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ジェスチャー:注意を引き戻す
これらはすべて、熱意を“見える形”に変える道具です。
ミニサマリー
→ 技術は、情熱の増幅装置です。
要点整理
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話すことは、売ること
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専門職も常に選ばれている
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プレゼンでは人・会社・メッセージを売っている
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専門性は必須条件
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熱意は信念と経験から生まれる
総括メッセージ
プレゼンテーションは、情報の説明ではありません。
信念を、相手に手渡す行為です。
専門性 × 熱意 × 表現力、この3つが揃ったとき、聴衆はあなたについてきます。
あなたがすでに歩いてきた道。
その経験と信念を、自信を持って語ってください。
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