プレゼンテーション

プレゼンはスライドから作るな ― 経験をストーリーに変える実践的プレゼン設計法

「雑談ではいくらでも話せるのに、なぜ人前に立つと急に言葉に詰まるのか?」

これは多くのビジネスパーソンが抱える、共通の悩みです。

Q1. なぜ私たちは“私的な話題”では饒舌になれるのか?

友人にイタリア旅行の話を振られたら、

  • 食事

  • 景色

  • 訪れた場所

  • 印象的な出来事

を、自然に、しかも楽しそうに語れる人は多いでしょう。
それはすべて自分の体験だからです。

ミニサマリー
人は「経験」に基づく話題では、構成を考えなくても自然に話せます。

Q2. 仕事にも語るべき“経験”は本当にないのか?

これまでの仕事人生を振り返ってみてください。

  • 大きな成果を出したプロジェクト

  • 想定外のトラブルに見舞われた案件

  • 成功を積み重ねていた人

  • 苦戦していた人

こうした出来事は、すべて語る価値のある素材です。

ミニサマリー
仕事の現場にも、ストーリーの種は豊富に存在しています。

Q3. なぜ「いきなりスライド作成」は失敗しやすいのか?

多くの人が、プレゼン準備を、スライド構成 → 内容作成の順で始めてしまいます。

しかし本来は逆です。

  • まず「どんな経験を伝えるか」を考える

  • 次に「何を学んだのか」を整理する

  • 最後にスライドで補足する

ミニサマリー
プレゼンはスライドではなく、経験から組み立てるべきです。

Q4. ストーリーテリングは特別なスキルなのか?

ストーリーテリングは、ハリウッド脚本家のような技術を求められるものではありません。

  • 実際に見たこと

  • 実際に起きたこと

  • 他者の体験を自分の言葉で紹介すること

これだけで十分です。

ミニサマリー
ストーリーとは「現実の出来事を意味づけして伝えること」です。

Q5. プレゼン設計におけるストーリーの位置づけとは?

効果的なプレゼンは、次の順で設計されます。

  1. 結論(最も伝えたい主張)

  2. 主張を支える主要ポイント

  3. 注意を引く導入

  4. 主張を裏付ける証拠

この証拠として、

  • データ

  • 専門家の見解

  • そしてストーリー

が使われます。

ミニサマリー
ストーリーは「感情に届く証拠」として機能します。

Q6. なぜストーリーは数字より記憶に残るのか?

統計やグラフは重要ですが、人の記憶に長く残るのは「出来事」と「人の行動」です。

成功談も失敗談も、聞き手にとっては自分ごと化しやすい証拠になります。

ミニサマリー
ストーリーは理解だけでなく、記憶と行動を促します。

Q7. 今日からできる実践アクションは?

まずは次の一歩から始めましょう。

  • 印象に残った仕事上の出来事を思い出す

  • メモアプリに簡単に書き留める

  • 「何を学んだか」を一言添える

これを続けることで、プレゼン用の“ストーリー保管庫”が育っていきます。

ミニサマリー
ストーリーは集め、蓄え、使うことで武器になります。

要点整理

  • プレゼンが苦手なのは、経験がないからではない

  • 仕事の現場には語るべきストーリーが溢れている

  • スライド作成より先に、経験を掘り起こす

  • ストーリーは最も記憶に残る「証拠」になる

次のプレゼン準備では、 スライドを開く前に、経験を3つ書き出してみてください。

そこから、伝わるプレゼンは始まります。


👉デール・カーネギー・東京に、プレゼンテーション研修無料相談をお申し込みください。


 

デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。

東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

 

関連ページ

デール・カーネギー・東京・ジャパンでは、最新情報やビジネス・職場・プライベートの課題を解決する
重要なテクニックなどをご紹介するメールマガジンを配信しています。