チームでのプレゼンは、なぜ個人プレゼンより難しいのか? ― 営業提案・役員向け説明で成果を出すチームプレゼンの原則
チームプレゼンは「個人プレゼン」と何が違うのか?
チームでのプレゼンは、一人で話す場合とは 本質的に別物 です。
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専門分野が分かれている
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発表者が複数いる
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流れと連携が評価される
個人プレゼンでは「自分が主役」「自分がコントロール」できますが、チームプレゼンでは 統制と連動性 が問われます。
ミニサマリー
チームプレゼンは「個人技」では成立しません。
チームプレゼンで最も多い失敗とは?
最大の失敗は、リハーサル不足 です。
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スライドは完成している
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役割も何となく決まっている
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でも、通し練習をしていない
この状態で本番を迎えると、話の流れが途切れ、チームとしての信頼感が一気に下がります。
個人の印象だけでなく、会社全体のブランド にも影響します。
ミニサマリー
チームプレゼンでは、準備不足が致命傷になります。
なぜリハーサルは「最後」ではいけないのか?
多くのチームは、スライド作成に全エネルギーを使い切ってしまいます。
しかし、
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スライド作成=機械的作業
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プレゼン実行=人間的スキル
です。
チームプレゼンでは、繰り返しの練習と調整 が不可欠なため、
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スライド完成期限を早めに設定
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その後の時間をリハーサルに充てる
という逆算が必要です。
ミニサマリー
完成後こそが、本当の準備の始まりです。
発表順(バッティングオーダー)はどう決めるべきか?
最初に登場する人は、チームの第一印象を決定づけます。
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最も話がうまい人
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最も安心感を与えられる人
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専門家でなくても構わない
最初と最後は、プレゼン力の高い人材 を配置しましょう。
高度な専門家は、中盤で本領を発揮すれば十分です。
ミニサマリー
最初と最後は「印象重視」で配置します。
チームとして「一体感」を出すには?
小さな演出が、大きな印象を生みます。
たとえば、
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次の発表者と軽く握手する
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視線や立ち位置を揃える
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自然な引き継ぎフレーズを使う
これだけで、「準備されたチーム」「信頼できる集団」という印象を与えられます。
ミニサマリー
一体感は、細部から伝わります。
なぜ「誰でも代役できる」状態が必要なのか?
現実には、
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体調不良
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交通トラブル
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突発的な欠席
は起こります。
聴衆にとっては、理由は関係ありません。
期待されているのは、「予定どおり進むこと」です。
そのため、
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全員が全パートの流れを理解する
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スライドと話の内容を共有する
ことが重要です。
ミニサマリー
リスク管理も、チームプレゼンの一部です。
質疑応答はどう設計すべきか?
質疑応答で混乱すると、それまでの好印象が一気に崩れます。
必ず事前に、
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ナビゲーター(司会役) を決める
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想定質問を洗い出す
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誰がどの質問に答えるか決める
ことが必要です。
ミニサマリー
Q&Aは「即興」ではなく「設計」します。
難しい質問が来たとき、どう対応するのか?
ナビゲーターの役割が重要になります。
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質問者に感謝する
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一般論でクッションを置く
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担当者にスムーズにつなぐ
この 数秒〜十数秒 が、回答者にとって非常に貴重な準備時間になります。
また、必要に応じて質問の言い直しをお願いするのも有効な手段です(使いすぎは禁物)。
ミニサマリー
間をつくるのは、チームの技術です。
チームプレゼン成功の鍵は何か?
成功しているチームに共通するのは、
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早期の準備
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十分なリハーサル
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明確な役割分担
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想定外への備え
です。
スライドではなく、チームとしての完成度 が評価されます。
ミニサマリー
チームプレゼンは、準備の量が成果を決めます。
要点整理
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チームプレゼンは個人プレゼンとは別物
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リハーサル不足は最大のリスク
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発表順と一体感が第一印象を左右する
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質疑応答は事前設計が不可欠
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