プレゼンに「自分」は出すべきか? ― データだけでは伝わらない、信頼を生む話し方
なぜプレゼンは「第三者視点」になりがちなのか?
ビジネスプレゼンでは、
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事実
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データ
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統計
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事例
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証拠
といった 客観情報 が中心になります。
特に技術職や専門職の方ほど、「自分を消し、事実だけを語る」というスタイルを好む傾向があります。
結果として、話は正確だが、距離感があるプレゼンになりやすいのです。
ミニサマリー
正確さはあっても、共感が生まれにくい構成になりがちです。
なぜ「自分を入れない」のはもったいないのか?
プレゼンの目的は、単に情報を並べることではありません。
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理解してもらう
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信頼してもらう
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納得してもらう
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行動につなげる
そのためには、現実感(リアリティ) が欠かせません。
自分自身の経験が入った瞬間、話は「理論」から「実践」へと変わります。
ミニサマリー
経験談は、理論を現実に引き戻します。
内向型の人は、やはり不利なのか?
「自分は内向的だから、自分の話をするのが苦手だ」そう感じる方は少なくありません。
内向型とは、
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一人でエネルギーを回復する
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内省的で慎重
という特性を持つ人です。
決して、「話すのが苦手」「自信がない」という意味ではありません。
多くの内向型の人は、長年、自分を出さずにプレゼンを成立させてきた経験を持っています。
しかし、それはつながるチャンスを逃していた可能性 もあります。
ミニサマリー
内向型でも、自分の経験は強力な武器になります。
どこまで「自分」を出せばいいのか?
誤解しがちですが、プレゼンで求められるのは私生活の暴露 ではありません。
必要なのは、
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そのテーマに関する自分の体験
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うまくいった話
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失敗した話
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学びにつながった出来事
です。
「なぜそれを勧めるのか」「なぜ注意すべきなのか」を 自分の言葉で説明できる ようになります。
ミニサマリー
共有すべきは、経験と学びです。
なぜ人は「体験談」を信じるのか?
私たちは日常的に、
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商品レビュー
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利用者の口コミ
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YouTubeでの体験動画
を参考にしています。
理由は明確です。宣伝よりも、現実を知りたいから です。
プレゼンの聴衆も同じです。
話し手の体験が入ると、信頼度メーターが一気に上がります。
ミニサマリー
人は「本当に起きたこと」に価値を感じます。
なぜ「完璧な人」は警戒されるのか?
あまりにも、
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滑らか
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完璧
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失敗が見えない
話し手は、無意識に警戒されがちです。
人は、苦労・失敗・試行錯誤 に共感します。
弱さを少し見せた瞬間、「この人は現実を知っている」と感じてもらえるのです。
ミニサマリー
人は完璧さより、人間味に惹かれます。
自己開示にユーモアは使えるのか?
使えます。ただし 方向性が重要 です。
もっとも安全で効果的なのは、自虐的ユーモア です。
たとえば、ジグ・ジグラー(Zig Ziglar )は、キャリア初期の苦労話を、自分をネタにした軽いユーモアとして語っていました。
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誰かを傷つけない
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自分を少し笑いの対象にする
これにより、聴衆との心理的距離は一気に縮まります。
ミニサマリー
笑いは「自分に向ける」と安全で効果的です。
なぜ失敗談は、信頼を高めるのか?
失敗談には、
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注意点
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回避策
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現実的な学び
が詰まっています。
聴衆は、「同じ失敗を避けたい」という視点で話を聞いています。
そのため、失敗談は 価値ある情報 として受け取られます。
ミニサマリー
失敗談は、最良の教材です。
結局、何が変わるのか?
自分の経験を少し入れるだけで、
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共感が生まれる
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信頼が深まる
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メッセージが記憶に残る
ようになります。
多くの話し手が「もっと早くやればよかった」と感じるポイントでもあります。
ミニサマリー
プレゼンは、人が人に語る行為です。
要点整理
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データだけでは、信頼は最大化されない
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自分の経験が、話にリアリティを与える
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完璧さより、人間味が共感を生む
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失敗談と自虐的ユーモアは強力な武器
プレゼンに 説得力・共感・信頼感 を加えたい方は、
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デール・カーネギー・トレーニングについて
デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コミュニケーション分野で100年以上にわたり世界中の企業と個人を支援してきました。
東京オフィスは1963年設立。日本企業・外資系企業の双方に向けた人材育成を行っています。