なぜ営業で「あと一歩」で契約にならないのか?商談を前に進める質問の技術
なぜ営業で「あと一歩」で契約にならないのか?商談を前に進める質問の技術
営業では、次のような経験をしたことがあるかもしれません。
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商談のアポイントを獲得できた
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顧客から質問の許可を得た
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顧客の課題を理解できた
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自社の提案が役立つと確信した
「これは契約につながるはずだ」、そう思っても、結果は契約にならないことがあります。
このようなケースでは、営業活動が間違っていたとは限りません。
多くの場合、質問の仕方が少し足りないだけなのです。
ミニまとめ
契約に至らない原因は、提案ではなく「質問の設計」にあることがあります。
営業で重要な質問とは何か?
営業では次の質問がよく使われます。
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現在の状況はどうですか
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どのような課題がありますか
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将来どのような状態を目指していますか
これらは非常に重要な質問です。
しかし、これだけでは契約につながらない場合があります。
なぜなら顧客は、心の中でこう考えていることがあるからです。
「確かにその通りだ。でも自分たちで解決できるかもしれない」
この考えを理解することが重要です。
ミニまとめ
顧客は課題を認識していても、外部支援が必要だとは感じていない場合があります。
商談を前に進める質問の工夫とは?
顧客の将来像を聞く質問は、少し工夫することで効果が高まります。
例えば次のような質問です。
「現在の状況を教えていただきましたが、今後どのような状態を目指されていますか」
これは良い質問ですが、もう一歩進めることができます。
例えば次のように続けます。
「もしその状態に十分なスピードで到達できなかった場合、どのような影響がありますか?」
この質問には重要な意味があります。
それは、スピードです。
ミニまとめ
将来像だけでなく「実現までのスピード」を質問することが重要です。
なぜスピードの質問が重要なのか?
企業には次のような現実があります。
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競争環境
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市場変化
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限られた人材
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複雑な意思決定
多くの企業では、課題を理解していても、実行までに時間がかかることがあります。
例えば
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社内会議
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承認プロセス
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業務優先順位
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人材不足
などです。
そのため営業では、顧客に次の点を考えてもらう必要があります。
「この課題をどれくらいのスピードで解決できるのか」です。
ミニまとめ
営業では課題だけでなく、解決スピードの重要性を共有する必要があります。
営業で重要なのは「機会損失」を理解してもらうこと
企業は
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投資コスト
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予算
には敏感ですが、何もしないことのコストには気づきにくい場合があります。
例えば
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機会損失
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市場シェアの低下
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競争力の低下
などです。
営業では、この点を丁寧に考えてもらうことが重要です。
ただし、営業担当者が説明するよりも、質問を通して顧客自身に考えてもらう方が効果的です。
ミニまとめ
営業では「何もしないことのコスト」に気づいてもらうことが重要です。
なぜ営業では質問の形が重要なのか?
営業担当者が次のように言うとします。
「このサービスを導入すれば売上が向上します」これは営業の説明です。
しかし顧客は、「営業だからそう言うのだろう」と感じる可能性があります。
そこで質問に変えます。
「もしこの仕組みで売上向上のスピードが上がるとしたら、それは御社にとって有益でしょうか?」
顧客が「はい」と答えた後に続けます。
「もしその追加収益が、投資をすぐに回収できる可能性を高めるとしたら、御社の競争力にとって意味がありますか?」
このように質問を通して、顧客自身に考えてもらうことが重要です。
ミニまとめ
営業では説明よりも質問の方が説得力を持つことがあります。
顧客は自分たちで解決しようとする
多くの企業では、次のような考えがあります。
「この課題は社内で解決できるかもしれない」、これは自然な考えです。
しかし実際には
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専門知識
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実行スピード
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外部視点
が不足する場合もあります。
そのため営業では、外部パートナーの価値を理解してもらう必要があります。
ミニまとめ
営業では顧客が自力解決を考えている可能性を理解することが重要です。
要点整理
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契約にならない原因は質問設計にあることが多い
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将来像だけでなく 実現スピード を質問する
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機会損失を理解してもらう
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説明より 質問で気づきを促す
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外部パートナーの価値は スピードと専門性
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