プレゼンテーション

気合(Kiai)でプレゼンスが一変する — 2日間で劇的に話し方が変わる「ハイ・インパクト・プレゼンテーション」

たった2日で、プレゼンはどこまで変われるのか?

日本企業・外資系企業のリーダーにとって、人前で話す力は「役職が上がるほど問われる」必須スキルです。

しかし、多くの方はこう思っています:

「本気でプレゼンが上手くなるには、何年もかかる。」

デール・カーネギーの High Impact Presentations(HIP) コース(東京)では、この前提がひっくり返ります。

  • 初日:参加者は「人生で一番のベストプレゼン」を全力で行う

  • 2日目:最後のプレゼン動画と初日の動画を見比べる

すると全員の口から出るのが、「えっ、これ本当に自分?」 という驚きの一言。

既に「上手い」と評価されていた人は、さらに洗練されてプロフェッショナルに。
人前で話すのが怖く、声も出なかった人は、前日とは別人レベルのスピーカーに変わります。

ミニサマリー:
適切にデザインされた2日間のプレゼンテーション研修は、数年分の成長を一気に生み出せる。

なぜ短期間で、ここまで人が変わるのか?

構成、ストーリー、フィードバックなど、重要な要素はたくさんあります。
その中でも、特に大きなブレークスルーを起こすのが 「気合(kiai)」 です。

気合(気+合) とは:
気(エネルギー)を一点に集中させること。

空手では:

  • 体重・呼吸・声・意識を一点に集約し

  • 腰からみぞおちのエリアをギュッと締め

  • 一瞬で最大のパワーを生み出します

HIPでは、この気合の概念をビジネスのプレゼンテーションに応用します。

ミニサマリー:
気合は「大声を出すこと」ではなく、エネルギーを一点に集中させる技術。

ビジネスプレゼンでの「気合」とは、具体的に何をすることか?

多くのビジネスパーソンは、まるで隣の席の人と雑談しているようなトーンでプレゼンしています。

  • 会話レベルの声量

  • 小さなジェスチャー

  • 目線も動かず、エネルギーも伝わらない

HIPでは、次のようなポイントを徹底します:

  • 声のボリュームを「日常会話の延長」ではなく「人前で話すレベル」に上げる

  • 会場の一番後ろの人に届けるつもりで声を飛ばす

  • オンラインでも20%声を強く出し、“画面越しの減衰”を補う

  • 言葉と同時に息をしっかり吐き、身体ごと前に出るようにエネルギーを送る

ここで重要なのが、声・呼吸・身体・ジェスチャーを同時に収束させる「気合」 です。

ミニサマリー:
プレゼンにおける気合とは「声・息・身体・意識」を同時に前へ出すこと。

なぜほとんどのスピーカーは、自分のエネルギーを過小評価しているのか?

HIPの現場で「もっと大きく、もっとエネルギーを」と伝えると、多くの参加者はこう感じます:

  • 「やりすぎで、バカみたいに見えるのでは?」

  • 「こんなに動いたら、浮いてしまうのでは?」

  • 「完全にオーバーアクションだろう…」

ところが、レビュー用のビデオを見た瞬間、全員が驚きます:

  • 自分で感じたほど“やりすぎ”には見えない

  • むしろ、ちょうど良いレベルのエネルギー

  • 内容とジェスチャーがぴったり合って見える

「自分が感じる100%」は、映像で見ると「ちょうど良い70〜80%」 なのです。

ミニサマリー:
本人の中の「やりすぎライン」は、実際の見た目よりもずっと手前にある。

気合ベースで話すと、聴衆の反応はどう変わるのか?

気合を込めて話すと、聴衆は:

  • スピーカーの情熱・覚悟・信念を“感じる”

  • メッセージだけでなく「この人について行っていいか」を判断しやすくなる

  • 内容への納得度・賛同度が上がる

論理だけでは、人は動きません。
リーダーシップ研修や営業研修、DEI研修の現場でも、「信じている人」からのメッセージ に、人は心を動かされます。

エグゼクティブ・コーチングでも、構成力と「気合のある話し方」が掛け合わさった瞬間、経営者のプレゼンスが一段階跳ね上がるのを何度も見てきました。

ミニサマリー:
気合は、聴衆に「この人は本気だ」と伝える最も直接的なサイン。

要点整理

  • 2日間の集中プレゼンテーション研修で、人は劇的に変わる。

  • 気合(kiai)は、武道だけでなくビジネスプレゼンにも応用できる。

  • 声・呼吸・身体・ジェスチャーを同時に前に出すことで、メッセージの威力が増す。

  • 自分では「やりすぎ」と感じるくらいで、映像ではちょうど良いレベルになる。

  • 気合のある話し方は、聴衆の信頼と賛同を引き出す最強の武器になる。

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リーダーシップ研修・営業研修・エグゼクティブ・コーチングと組み合わせることで、経営層としての発信力を総合的に強化できます。


デール・カーネギー・トレーニングは、1912年米国創設以来、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーション、エグゼクティブ・コーチング、DEIなど、世界中で100年以上企業と個人を支援してきました。

東京オフィスは1963年設立、日本企業と外資系企業の成長を支え続けています。

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